ある日の放課後。
私が緑のなかまの部屋に入ると、
「だいちゃん!!すごいことが起きた!!」
「なんだと思う?」
と、聞いてくるので、
「宿題なしだった?」
と言うと、
「そんなことじゃないよ!」
「オニヤンマが緑のなかまにきたんだよ!」
とのこと。
私が部屋にいない間に、オニヤンマ(トンボ)が部屋に入ってきたそうです。
オニヤンマはとても珍しいので、みんな大興奮だったそうです。
協力して何とか捕まえることができたそうです。
ですが、オニヤンマは見当たりません。
どこにいるのか尋ねると、
「かわいそうだったけん、逃がしたよ。」
「おうちに帰っていったよ。」
とみんな 教えてくれました。
昆虫が大好きな子たちなので、オニヤンマの特別さは分かっているはずです。
それなのに、オニヤンマの気持ちを第一に考えてくれた事を知って、温かい気持ちになりました。
緑のなかまさんはとっても優しいです(^^
オニヤンマが見れなくて、ちょっぴり残念でしたが・・・・(笑)
おまけ
オニヤンマを触った手にテープを貼りつけて、感触を保存していました(^^
弘津