学童保育施設の実践ブログblog

私に任せて!《南小クラブ》

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先月、隣の教室にマットを敷く為、1・2年生を中心にマット洗いの様子をお伝えしましたが、その後こんなエピソードがありました。マット洗いの時、最初から手伝いをしていた2年生Sさん。お父さんからも一生懸命洗う様子を見てもらい、沢山褒めてもらいました。それが嬉しかったのか、マットを敷く時も自分に任せて欲しい!と要望があり、張り切っていたSさん。しかも「先生も誰も手伝わなくていいから、私1人で大丈夫だから」と言うのでお願いする事にしました。次の日学童に帰って来ると、宿題、おやつを済ませたSさんは「先生、終わったよ!今からマットを敷いていい?」と言いにきます。OKを出すと早速1枚1枚敷いていきました。

さぁ敷くよー!

そばで様子を見ていたのですが、やっぱり1人じゃ大変そうだなぁと思い、「手伝おうか?」「誰かお友達にも手伝ってもらう?」と言ってみましたが「いいから、いいから」と言いながら黙々とやっています。そんな頑張っているSさんに「Sちゃん頑張ってるね!とっても助かる!」と言うと…「だって自分達で使うお部屋だからね。それにパズルするみたいで面白い」と。確かにそんな感覚。でもその前に自分達で使うお部屋だからという言葉に感心しました。その気持ちが嬉しいですよね。その様子をお母さんに伝えると、学童でお手伝いを頑張っている姿に、家とは違ったSさんの様子を聞いて驚きもありつつ、でも大変喜ばれていました。そして全てのマットは敷かれ完了しました。Sさんお疲れ様!ありがとう!

               高木佐代美