学童保育施設の実践ブログblog

物作り名人!《南小クラブ》

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3年生のYちゃんとAちゃんは、よく廃材を使って遊び道具を作るのが得意なんですが、この日も段ボールを使って、何やら黙々と作っていました。30分程かけて完成したのは「自動販売機」

↑こちらは中の部分です。

そして、こちらが表の部分⬇️

カタカナで「ジドウハンバイキ」と書いてあるのが可愛いですね❤️また、スタンプがたまったら、一本無料になるサービスまで!そして、私が一番感動したのがこちら⬇️

皆さん、右側のビニール袋気になりませんか?「これは、何の為に使うの?」と聞くと「ジュースを沢山買った人が入れる為の袋だよ!」と…二人の心優しい気遣いに何だか嬉しくなりました。

先日「遊びと育成支援」をテーマに研修会に参加させて頂いたのですが、講師の先生がこんな事を言われました。「遊びというのは、既製品を与えるだけでは、すぐ飽きてしまう!ひと手間かける事が大切!自分で作った物は自分の物として認識し、また愛着も出てきます」と…。確かに、今の子ども達は、小さい頃からゲーム機や、スマホ、YouTubeと当たり前のように遊んでいる子ども達が増えている中、こうして身の回りにある物を使って自分達で考え、遊び道具を作るという機会は、なかなかないと思います。だからこそ学童では、自分達で作り、遊びこむ時間を大切にしていきたいなと思っています。そして、遊び中心の生活を大切にしていきながら、これからも、子ども達のアイディアたっぷりの遊び道具ができていくのを楽しみにしています。