「地震って怖いよね」(しらかわっこクラブ)
学校が終わり
「今日宿題ないんだー!」
とルンルン気分で外に向かう子ども達、私も用務の仕事をしてこようかなと準備をしていた時、ドンっと揺れる感覚が…園庭の保育園の職員も今揺れたよね?と子ども達を砂場の前に集めています。私も学童の部屋に戻ると子ども達は5名ほどまだ残っており少し不安気な様子、すぐに外遊びを見ている職員に子ども達をグラウンドに集める様声を掛け、室内の子ども達へもグラウンドへ行くように声を掛けました。すると
「先生、この本どうしよう」
と読んでいた本を持ち悩むAさん
「大丈夫よ避難する時はどうするんだった?」
と声をかけると
「そのままで良いと思う」
と本を置き外へと向かいました。グラウンドでは既に周りに何も無いところで集まっている子ども達。正直こんなにしっかりと集まっているとは思わずびっくりしました。私が並ぼうかと言うより早く
「先生、学年毎にならぶ?」
と3年生の男の子、そうしようか。と私が言うと
「3年生こっち!」
「4ねーん!」
「もうちょっとそっち詰めよう」
と大人達が細かい指示をださずとも自分達で並びはじめ、1分程で綺麗に並べていました!人数を確認していると、
「先生、○○はもう帰った」
「○○ちゃんも帰った」
とお友達の誰が帰ったのかまで把握しており驚かされました。学童や小学校でもしっかりと避難訓練を行っている成果でしょうか。
幸い今回の地震は震度3ほどでその後は何も無く過ごすことができました。しかし熊本地震やトルコでの地震を考えると、本当に常日頃の避難訓練や、どんなに小さい地震でも実際に避難する事を繰り返していく必要があるなと実感しました。
お家でも子ども達を交えて災害に対する話し合いをされてみるのも良いかもしれませんね。
学童 上田 ゆうた