今年は夏休みに
生き物の命の大切さを学び、友だちや家族はもちろんすべての生き物に優しい心を持ってほしい。周りの人たちのために勇気をもって行動できる思いやりのある大人になるにはどうするべきなのかを学んでほしい。
ということから人権について学ぶ勉強の場を設けました。
保育園の隣にある法務局から法務局の職員の方と人権擁護委員の方に来ていただき、人権についての話をしてもらいました。
まずは、自己紹介も兼ねた手品を披露してくださいました!!
二人の児童もお手伝いに参加し、手品が成功すると・・・
「わぁー✨すごーい✨」
「それどうやったのー??」
「えぇー、なんで?!なんでなんで?!?!」
と、みんな不思議がりながらも盛り上がっていました(*^^*)
自己紹介が終わった後は1本のDVDを見て、人権について学んでいきます!!
みんな集中して、一人一人が真剣に考えながら見ることができていたのではないかなと思います。
主人公の女の子が、発達障害のある従姉の子や学校の友だちとしっかりと向き合い、どんどん成長していく姿を見て「一人一人がかけがえのない存在」で、みんなが「思いやりの心」を持つことが大切なんだということを学ぶことができたと思います。
次に紙芝居を読んでいただきました❕❕
男の子が少しの間学校を休んだことで仲間外れにされてしまうというお話。
紙芝居を聞いている子どもたちの中には少し悲しそうな表情を浮かべる子もいました。
今回のお話を聞いて仲間外しをされてしまう子の気持ちを考え、学び、知ることができた思います。
最後は、「人権擁護委員の方」からのお話。
「人権」とは一人一人の命を大切にし、命を守るための勉強である。何かあったときは一人で悩まず、誰かに相談する。家族や友だち、先生、周りの人に話をしてみる。もし相談できる人がいない時は人権の110番に電話したり、私たちに手紙を書いてみてほしい。その時はしっかりと返事を書くからね。という内容でした。
人に相談するということは、周りの人や大切な人の命、自分の命を守るための行動の第1歩になるんだなと感じました。子どもや大人関係なく人に言えないことや抱え込んでいる悩みがあるならまずは「誰か」に話すことが大切だと思いました。
しっかり話を聞いた後は、たくさん学んだことを感想に書きました!!
感想の内容を少しご紹介したいと思います(*^_^*)
「僕は誰も仲間外しにしないと思った。」
「1人1人が命を大切にしないといけない。」
「人権という言葉がどのくらい大切なのかとてもよく分かった。」
「自分が嫌だなと思うことは人にしないようにする。」
「少しだけ難しかった。」
「友だちのことを大切にしようと思った。」
「1人1人持っているものは違うから、人の気持ちを考えないといけないと思った。」
人権について学ぶことができ、少しかもしれませんが子どもたちの心の成長に繋がったのではないかと思います。
子どもたちだけでなく、私自身も改めて気づかされることが多かったです。周りの人たちや生き物の命を大切にすることはもちろん、自分自身の命も同じように大切に守っていくことも大事だと感じました。
子どもたち一人一人が生き物すべてに思いやりの心をもって行動できるような大人になってほしいと思っています。
その第1歩として自分の命、家族、友人の命を大切にして、もし何かあったときに誰かに「助けてほしい。」というSOSを発信できるようになってほしいなと思いました。
今回学んだことをしっかりと考えながら、これからの日常生活に活かしていってほしいです😊
芹口 冬美