「私超上手い」(しらかわっこクラブ)
梅雨もまだだと言うのに夏のような暑さですね、子ども達は「あちー」と言いながらも全力で走りまわっています。しっかりと水分補給の声かけをして熱中症に気をつけていきます
ある夕方のこと1階にて1年生から5年生までの子ども達が集まって何やら盛り上がっています。とても楽しそうだったので自然な様子を撮ろうとカメラを構えると
「いぇーーい」
流石5年生一瞬とも気を抜いてはいません(笑)
「えー撮ったのー」
とブーイングが出たものの何をしているか聞いてみると
「いまねUFOキャッチャーやってる。私が機械役!」
と元気よく1年生Aさん
お姉さんがお金を入れて
「いくよー横….ストップ!」
と掛け声に合わせてクレーンを動かしていくAさん
「次は奥ね…ストップ!」
と掛け声が終わるとクレーンを下げて絶妙な力加減で景品を動かすAさん。1つ1つの動きが本当にUFOキャッチャーの様で、凄い上手だね!と私が言うと
「そうでしょ、私超上手いもん」
と得意げなAさん。また周りのお姉さん達も
「そうそうAちゃん本当に上手だけん」
と褒めてくれてAさんとても嬉しそうでした。子ども達の遊びに対する発想力にはいつも驚かされますが今回のマグネットブロックを使ってのUFOキャッチャーごっこも我々大人には中々でてこない発想だと思います。
そしてAさんの事を褒めてくれたお姉さん達姿は子ども達が遊びの中で学んできた他者を認める力なのだろうなと思います。褒めてもらったAさんもきっと他のお友達の事を褒めてくれるようになると思います!
白川学童 上田 ゆうた