学童保育施設の実践ブログblog

「渋いと言ったあなたが渋い!」《なかよしクラブ》

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先月学童保育に筍をくださった植木町に住んでおられる方の蕗畑に行って、1本1本ハサミで切って収穫した蕗を子ども達と料理にチャレンジしました。

私の友達の料理の先生から聞いた新聞紙を使った方法で早速アク抜きをしました。
10本程置いて塩をパラッパラッと振って、新聞紙を丸めていって「ゴロゴロゴーロゴロ!」と数分間みんなで呟きながらの作業は、みんな面白かったようです。

「ゴーロゴロ♪」

40分程置いて広げるとアクが新聞紙についていました。
だが、これは少ししかアクがつかず失敗でした。
というのも蕗を洗ってから塩で揉んだからです。洗う必要はなかったのです。
家では最初洗わなくてしたのに、何故か最初に洗ってしまいました…残念!

熱湯かけて冷ました皮をむきながら「裸ん坊にしましょうね♫」との私の歌に「スッポンポンにしましょうね🎶」と返歌の子ども達。
5㎝位先を全部剥いたのをつかんで剥くと一気に剥けることを発見した6年生のK君を見習って、どの子もスルリと剥けた快感を味わっていました。

鰹節で出汁をとり、蕗を入れて煮て白ダシを少し入れて柔らかくなるまで煮て、鰹節をかけました。
この日は、「サラダバー」に「蕗の煮物」。サラダは、ほんの少しだけ残った班が1つで後は完食。蕗はお代わりする子も数人いましたが、「にがい」という子ども達がいる中で「しぶい」と表現した多分1、2年生の男児にはビックリ!
まさしく「渋いと言ったあなたが渋い」

「切るのも上手っしょ?」

2年生のS君は「噛めば噛むほど味が出る」と蕗を何度もお代わりして最後の最後まで食べていましたが、おやつを通して、味覚を養うことも大事だなあと思った呟きでした。

去年の秋に種子を植えたスナップエンドウ、つるなしインゲン、グリーンピース、空豆も無事育ち、数人で収穫した後塩茹でしてみんなで食べました。

今が旬の「晩柑」もみんなで「バンカン、バンカン」と大きな声に出して、食べました。

来月は旬を活かした何のおやつがいいかなあ?と考えているところです。