先日の事‥学童へ帰ってきた3年生R君が、真剣な顔をして私のところへやってきました。「先生‥ちょっと相談」と‥。(おっ!何かあったのか⁈)と、心の中で思いながらも、「何?相談って‥」そう答えると、手元に持っていた紙を差し出しました。そこに書いてあったのは説明書きのような物。
説明書
「今度、学童でこれやってみたいんだけど‥」と言いながら見せられた物はスーパーボールの作り方が書かれた手書きの説明書。どうやら、同級生のY君と話が盛り上がったようで、学童でもやってみたい、更に他のお友達にも広めたい、そんな思いから話は進んでいたようです。説明書を読んで、スーパーボールってこんな簡単に作れるんだ!と初めて知り「いいんじゃない!面白そう」そう答えると、R君ビックリした顔で「えっ!やっていいと!マジでいいと⁈」と聞いてきます。初の試み!私は何よりも、自分だけじゃなくて、学童のみんなにもスーパーボール作りを体験してもらいたい、こんなに簡単にできるんだよという事を知らせたい、そんな思いから、こうして事前に説明書まで書いて、私達にも分かりやすく教えてくれて‥と(ある意味プレゼンのようですね)R君のやる気や意欲が目に見えて、これはやらない訳にはいかないでしょう!と心を動かされた場面でもありました。そして話は進み、いつやるのか日時の段取り。ナイスタイミングで来週は秋休みがあります。という事は朝から学童にみんなが集まる。たっぷり時間もある。この時にやったらいいんじゃないかという事になりました。スーパーボール作り、きっと盛り上がる事間違いないでしょう!楽しみにしています。
髙木佐代美