10月中旬、つき組に新しい仲間がきてくれました。
それは、カブトムシの幼虫5匹です。
夏には大人のカブトムシを育てていましたが、幼虫を見るのは珍しいようで
土から少し体が見えると図鑑にのってる写真と見合わせて「似てるね~」と
夢中で見つめている子どもたち。
それぞれのカブトムシに「かぶちゃ~ん」と話しかけている子どもたちの姿があったので
「お名前つけてあげようか」と保育者が提案しみんなで名前を考えることにしました。
初めて友達と話し合うという機会を設けたので、どうやって名前が決まるかなーと見ていると
みんなそれぞれ自分が考えたカブトムシの名前を友達に伝えていて、自分の思いを友達に伝えることが
できるのは素敵だなと思い見守っていました。
そして自分の意見を言うだけでなく友達の考えた名前に「それいいね!」と共感したり「イヤだ!」と
自分の思いを言ったりと話し合いが進んでいきみんなが納得して決めることができたのが驚きました。
自分の思いを友達に伝えて友達の思いも受け入れてみるということは集団の中だからこその学びです。
集団の中で子どもが自己を発揮し、保育士等や他の子どもに認められる経験をし、自分の良さや特徴に気づき
自信をもって行動できるようになります。