先日粘土遊びをしました。
保育者が「長いヘビさん作ったよ」と粘土を見せると「ぼくもヘビ作る~」「わたしも作るよ」と言って
作り始め友達や保育士のヘビと長さを比べて自分のヘビが長いと「やったー」と喜ぶ姿や自分のヘビが短いと
悔しそうな表情を浮かべてもっと長くなるように粘土を伸ばしていました
そして一番長いヘビはなんと80㎝ほど!!長すぎて隣の友達の粘土板まで入っていました。
その後は、それぞれ好きなものを作ったのですが
「せんせい見て~」と言われて見ると、Aちゃんはおだいりさまとおひなさまを作っていました。
朝からひな祭りの絵本を読んでいたからでしょうかイメージを膨らませておだいりさまとおひなさまを粘土で表現していました。
そして♪うれしいひなまつりを歌って「あ、ぼんぼりも作らなきゃ」といっている姿に驚きました。
子どもは環境に関わりながら身近にある様々な人や物、自然の事象などについて感じとったことを基に
それらのイメージを自分の中に作っていきます。
イメージを蓄積していくことで目の前にないものを別のもので見立てたり大人の行動を後で真似て
場面や状況を再現したりすることができるようになり、表現する力や創造力の発達の基礎になります。
飾ってあるひな人形をみたり実際に作ったりしながら伝統行事に興味を持ち春の訪れを感じ、自分の成長を
喜んでもらえるよう環境設定をしてきた表われとうれしく思ったひとときでした。