風の子保育園の実践ブログblog

「点字ブロック」から学んだ思いやり(5歳児 そら組)

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日中の暖かさを感じるこの時期。先日、そら組は「ある目的」を持って散歩に出掛けました。
その目的とは、、、
「点字ブロック」を見に行くこと!

 

そのいきさつには、子どもたちが読んでいる絵本に、「点字ブロック」についての内容が
載っていたことでした。なぜ点字ブロックが必要なのか?どんな所に点字ブロックがあるのか?
おそらく、子どもたちのほとんどが初めて考えてみたことでしょう。
その答えも絵本には書かれてありましたが、点字ブロックに興味を持った子どもたち。
よし、ならば実際に見に行ってみよう!ということで、早速散歩に出掛けました (*^^*)

 

しばらく歩くと、目的であった点字ブロックのある歩道へと到着!
「あったよー!」と目を光らせる子どもたち。実際に触ってみる姿もありました。

 

また、なぜ歩道の前にも点字ブロックがあるのかを皆で考えました!

 

車が通らない安全な場所では、保育者が見守る中で、
実際に「目をつむって歩く」経験をしてみました。恐る恐る、慎重に歩いていた子どもたち。

 

 

勿論ご存知だと思いますが、点字ブロックは「目の不自由な方」の為にある、大切な通路。
でもまだまだ知らないことがいっぱいの子どもたちは、今回絵本で「点字ブロック」という存在を知り、 興味を持って、そして実際に実物を見たり通ってみたことで、
一つの経験を重ねながら大切なことを学ぶことができました。
また、世の中には「目の不自由な方がいる」ということを知り、その方々にも

「思いやりの気持ち」

を 持つことがとても大切であることを皆で実感できた機会になりました。
優しく温かい心が育っていく子どもたちの姿が、これからも楽しみです♪