運動能力も高まり、友達と遊ぶ楽しさを感じている姿も少しずつ見られるようになってきました。
そこで、男の子数人でサッカーをする姿があり、外に出ると真っ先にボールを取りに倉庫まで走っていきます(^-^)
そんなある日、”ゴールを決めるぞ!!”という気合いを感じられる表情でボールを蹴っていたA君。
しかし、ボールは止められてしまい、A君はその場に座り、大泣き。”バカ!!”など言って友達に怒っていました。
(相当悔しかったんだろうな…落ち着くまで見守ろう)と保育士はA君を安全なところに連れて行き、様子を見ていたのですが、泣く声、叫ぶ声も大きくなり、エスカレートしていたため、A君とゆっくり話をしました。
「悔しかったね。悔しい気持ちは大事。でも、バカとか言うのはどうかな?悔しい気持ちは大事だから、バカとか言うより次は入れるぞって頑張る方がかっこいいと思うけどな。そしたら、上手にもなれるよ」と話していると涙も止まり、落ち着いて話を聞いていました。
Aくんにサッカーやめる?と聞くと、する!!と言い、再びサッカーをし始めました。
すると、どんどんボールを蹴り、入らないと「つぎはいれるぞー!!」と言って保育士のところに駆け寄ってきました。
そのうち、ボールが入るようになり、Aくんは嬉しそうでした(^^♪
そして、B君が泣いているのを見て一言。「つぎがんばればいいよ」とA君。
サッカーをして遊び、悔しさ、喜びを味わい、A君の中であきらめない心、友達の思いに寄り添おうとする姿が見られ、嬉しく思いました。
自立心が育ち、これからも前向きに楽しく子どもたちが過ごせるように関わっていきたいと思っています(*^^*)