風の子保育園の実践ブログblog

「かして」「あとでね」(2歳児 ゆき組)

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「かして」「あとでね」この言葉は最近ゆき組でよく聞こえる言葉です。

以前は、友達におもちゃを貸すことは、なかなか難しい姿も見られていましたが、

「あとでね」と言った後に少し待つとそ~とおもちゃを差し出して

友達に渡す姿も見られてきています。

好きなことに遊び込めるようになってきた子どもたち。夢中で遊んでいるときに

「かして」と言われても貸したくないよな~と思いながら

「まだAちゃん使ったばっかりだもんね~どうしようか」

「あとから貸してって一緒に言いに行こうか」と言うと、「うん」と

納得してくれて、少し時間が経ち、貸してと言いに行くと貸してくれることもあり、

少しずつおもちゃの貸し借りの経験ができてきています。

 

ある時、友達が乗っている三輪車に乗りたいBくん。

友達は乗ったばかりで貸してくれない様子。

それを見たCくんが自分の乗っていた三輪車を持っていきBくんに

「いいよ」と貸してくれていました。

保育者も驚いて「Cくん貸してくれたの!かっこいい!」と言うと得意げな様子でした。

 

まだ、毎回おもちゃの貸し借りがうまくいくわけではないですが、保育者が間に入り

「こうしてみようか」と提案して一緒に考えていき少しずつ、友達のことも考えていけるように

関わっていきたいと思います。

↓(先日のハロウィンパーティーの時の写真です)

後藤