「かして」「あとでね」この言葉は最近ゆき組でよく聞こえる言葉です。
以前は、友達におもちゃを貸すことは、なかなか難しい姿も見られていましたが、
「あとでね」と言った後に少し待つとそ~とおもちゃを差し出して
友達に渡す姿も見られてきています。
好きなことに遊び込めるようになってきた子どもたち。夢中で遊んでいるときに
「かして」と言われても貸したくないよな~と思いながら
「まだAちゃん使ったばっかりだもんね~どうしようか」
「あとから貸してって一緒に言いに行こうか」と言うと、「うん」と
納得してくれて、少し時間が経ち、貸してと言いに行くと貸してくれることもあり、
少しずつおもちゃの貸し借りの経験ができてきています。
ある時、友達が乗っている三輪車に乗りたいBくん。
友達は乗ったばかりで貸してくれない様子。
それを見たCくんが自分の乗っていた三輪車を持っていきBくんに
「いいよ」と貸してくれていました。
保育者も驚いて「Cくん貸してくれたの!かっこいい!」と言うと得意げな様子でした。
まだ、毎回おもちゃの貸し借りがうまくいくわけではないですが、保育者が間に入り
「こうしてみようか」と提案して一緒に考えていき少しずつ、友達のことも考えていけるように
関わっていきたいと思います。
↓(先日のハロウィンパーティーの時の写真です)
後藤