季節は秋になり、園庭にはたくさんのどんぐりが転がっています。子どもたちもどんぐりを見つけると「大きいどんぐりあったよ~」や「どんぐり銀行に入れてくるね~」とどんぐり探しを楽しんでいます。
※どんぐり銀行=見つけたどんぐりを入れるかご。子どもたちはどんぐりを見つけたら”どんぐりぎんこう”と貼り紙がしてあるかごにいれています。
どんぐり銀行のどんぐりもたくさん集まってきたので、どんぐりを使って飾り作りをしたり、カプセルにどんぐりを好きな数だけ入れて振ってみたりと音遊びをやってみました!!
お友だちとカプセルを鳴らし合っているうち、「音が違うね」と気づき始める子どもたち。そして子どもたちの中で「何で音が違うんだろう??」
という疑問が生まれ始めました。
保育者が「どんぐりの数が違うと音も違うんだよー」と正解を教えると謎が解けてスッキリした表情の子どもたち。
そして、早速どんぐりの数を調節し「こんな音がするよー」と音の違いを聞き比べ、変化を楽しんでいました。
遊びにの中で色々なことに気づき、考え、学んでいる子どもたち。そして「どうしてだろう?」と疑問に思う気持ちも生まれています。
そんな子どもたちの思いに丁寧に向き合い、子どもたちの気づき、子どもたちなりに考えたことをしっかり認め、大切にしていきたいです。
久野 友記恵