風の子保育園の実践ブログblog

ドキドキの『わくわくちびっこフェスティバル』(2歳児 ゆきぐみ)

カテゴリー:風の子保育園の実践ブログ

 2月20日(土)《わくわくちびっこフェスティバル》が開催され、各グループに分かれ 劇ごっこ《てぶくろ》と《ももたろう》を披露しました。

 

  当日の朝、いつもとちょっと違う雰囲気を感じ、わくわくした表情で登園して来る子、どこか不安そうな表情で来る子がいました。不安そうな子には、「誰と来たかな~」「なんかいつもと(雰囲気が)違うね~」「お土産あるってよ~」なんて、言葉をかけながら 体をくすぐったりすると緊張もほぐれたのか笑顔を見せていました。

 

 本番を前に衣装やお面を付けると、子どもたちもとても嬉しそうで、緊張感よりもワクワク感が上回った感じもありました。

逆に保育士はワクワク感より緊張感がグングン上昇していく感じでしたけど(≧▽≦)(笑)

 いよいよ本番です。ステージに上ると保護者の方を見つけて手を振ったり、恥ずかしそうにしたり、大きな声で歌ったり名前を言ったり言えなかったり。様々な表情を見せていました。たくさんのお客さんの前でステージに立つことで “いつも通り“とはいかない子もいましたが、ステージに立ち、一緒に参加できただけでもすごいことだと思います。

 当日の姿より、それまでの経過(ごっこ遊びの期間)の方が大事で、劇ごっこで表現することを楽しむのはもちろん、言葉を発したり、その声が大きくなっていったり…。友達の前で発表することに慣れて自信もついていき、笑顔を見せるようになったり、お面をつけるのを嫌がらなくなったり。それぞれが その子の成長であり、このごっこ遊びを通しての成長だと思います。

 《楽しい》ことの先に成長が見られる保育にやり甲斐を感じ、これからも計画していきたいと思いました。

 さてさて、“ももたろう”をした子どもたちが「“てぶくろ”した~い」と言ってるので “てぶくろ”をしたグループに教えてもらい、グループの垣根を超えて(大袈裟⁉)チャレンジしてみたいと思います。きっと「“ももたろう”した~い」という声もきこえてくるだろうなぁ(笑) しばらくは、劇ごっこが続きそうです😊

古庄(美)