風の子保育園の実践ブログblog

雲梯ずもう(5歳児 そら組)

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4月から雲梯や鉄棒を体づくりのために活動に取り入れてやってきましたが、始めは「えー」という子どもたちが多くてどうしようかなと悩んでいました。

しかし、お楽しみ会のできるようになったこと発表で友達の鉄棒を見たり、縄跳びを見たりしてから子どもたちの雰囲気が変わり、できないことにも挑戦しようという気持ちが出てきました。

雲梯をもっと楽しくできないかなと思い、雲梯ずもうをしました。

これが予想以上に盛り上がり、見ているこちらも面白かったです!!

これまでぶら下がる練習をしていましたが、すぐに諦めて下りていた子も、相手がいるとなれば別です!!始めはにこにこでしていたのにだんだん表情が真剣モードになり、落ちないように必死に捕まり、勝つために一生懸命足を動かしていました。こんなに力をもっているんだなと驚きました!!悔しくて涙を流す子もいるほど本気で戦っていました。自然と応援にも力が入ります。

競う相手がいることって大事だと思いました。

2つに分かれて2回勝負をしました。1回目に戦った友達は2回目には仲間になり自然と応援していました。

年長になり、これまで過ごしてきた友達への仲間意識が強くなってきたことを感じ、じーんときました。

勝ち負けを経験して子どもたちは強くなり、成長し、学んでいくんだなと思いました。そして、悔しい思いをして相手の思いに気づき思いやりも出てきていると思います。

手が痛いと言いながらも「まだしたい」「○○ちゃんとしたい!!」と闘志を燃やす子どもたちです。それだけほんきになれるっていいですよね?

そして、あとから勝つコツは何かみんなで考えると「てのちから」という意見が多い中、「はやくあしではさんだほうがいいよ」とチャンピオン。さすがチャンピオンどうしたらいいかよ~くわかっています!

そうやって競い合い、学び合い楽しんでいる子どもたちに嬉しく思いました♡

園生活も残り少ないですが、たくさんぶつかって、たくさん笑って楽しく過ごしたいと思います(*^-^*)

野田