風の子保育園の実践ブログblog

やぎさんの水やり(2歳児 ゆきぐみ)

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  戸外遊びが盛んになってきた中、必ず山羊を見に行き、えさをあげる姿も見られます。

山羊も ちゃ~んと知っていて、子ども達がくると近づいてきてえさをごちそうになるのです。

暑くなってきたので、保育士が山羊用のタンクにジョウロで水を入れようとすると、「ぼくもする~」と数名が近づいてきました。

そこで、ジョウロに少しずつ水を入れてあげると スタスタと山羊の水を入れてるタンクの所まで(3~4m

ですが)運び、水を入れてました。

 

保育士が特に教えたわけではないのですが、見た事があったのか 上手く柵の隙間にジョウロの先を通し、タンクに入るように傾けていました。

水がなくなるとまた水を追加…タンクが満杯になるまで何度も繰り返していました。

この暑さなので山羊も水を欲しがり飲みに来ます。

その山羊の姿を間近で見ていました。

(「ぼくがあげたみずをのんでる💛」と思ってるのかな)

子ども達も山羊も喜んで何よりです(^O^)/

 

  水が満杯になったころ片付けの時間になったことを伝え、「やぎさんまたね~って言ってお部屋に入ろうか」と声を掛けると 山羊のそばを離れないのではないかと思いきや 手を振りながら「やぎさんまたね~」と言い 部屋に戻る姿がとてもわいらしかったです。

えさやりと水やりをしてきっと満足したのでしょうね。

表情から感じ取れました。

  遊びや生活の中で子どもたちの優しさ、やってみるという意欲、こんなことも上手に出来るということに気づくことができたひと時でした。

  子どもたちの意欲を受け止め 経験を見守り、援助されながらも成功体験を増やしていくことで自信につなげていけたら思います。

 《古庄》