「最強の寒波がやってくる!!」との天気予報で、大雪になることを身構えていました。
23日(火)の午睡前にチラチラと雪が降り始め、それに気づいた子どもたちは大興奮でした。ずっと雪を見ていたいような様子でしたが、体を休める時間も必要です。
「(お昼寝から)おきたら、ゆき つもってるかな?!」「つもってるといいな」と、わくわくする気持ちを抑えながら眠りについた子どもたちでした。
帰りの集まりの際にも雪が降っていたので、少しだけ部屋の前のベランダに出てみました。
またまた大興奮の子どもたち。嬉しさのあまり走り出したり、雪を食べてみようと舌を出してみたりする子どもの姿もありました。
24日(水)朝は園庭の地面は白く凍っており、端の方には少し積もった雪が残っていました。とても寒かったのですが、「せんせい、きょう、そと いく?」と期待のこもった質問に、「ちょっとだけ行こうかな!」と伝えました。
外に出る前から既に、普段よりも気分が高まっている子どもたち。
靴を履き、できるだけ早く肩から下げていた水筒を置くと、園庭に飛び出していきました。
外に出る頃には、凍っていた園庭の地面も少しずつ解け始めていて、築山の周りには水たまりができていました。築山だけは凍っています。
子どもたちの様子を見ていると、“行ってみたいけど、汚れそうだな” “汚れるから築山には行ったらダメって言われるかな”というような葛藤があるようでした。
「転ばないように気を付けて登ってもいいよ」と声を掛けると、子どもたちは、我先に!と登っていきました。「歩くと音がするんじゃない?」と声を掛けると、いつもより足に力を入れながら普段と異なる歩き心地を感じていました。
そんな築山の表面をよく見てみると、きれいな霜柱が残っていました!なかなか見れるものではないと思い、子どもたちに見せると、「わー!きれい!!」との声が(*^^*)
スコップなどを出してきて、霜柱集めが始まりました。霜柱をスコップにこんもりと集め、「せんせい!みて!」と満面の笑みで見せてくれる子どもも。
霜柱を見て、「かきごおり みたい!」と言う声も聞かれました。
中には、地面が凍っていたことからペンギンを連想し、ペンギンになりきって築山の上を歩く姿もありました😊
園庭の隅に残っていた雪を見つけると、またまた嬉しそうに触ってみたり雪が積もっている落ち葉を持ち上げて降らせてみたり・・・
短時間でしたが、全身で冬を感じ、全力で楽しんでいた子どもたちでした。
槇本