風の子保育園の実践ブログblog

野菜と花めぐりツアー(3歳児 つき組)

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 つき組のみんなで育てているトマトの青い実を見ながら、「まだ みどりいろ だね。」「もうたべられる?」と保育者に聞きながら楽しみにしていた子どもたちです。

 そんな中、今月の初め、久しぶりに晴れた日に戸外遊びに出ると、トマトが熟れ始めていました。それに気付いた子どもたちは、「とまと あかくなってる!!!」ととても嬉しそうな表情になりました。

 

 そら組(5歳児)・にじ組(4歳児)が育てている野菜や花にも変化があったので、子どもたち全員に見てもらいたいと思い、子どもたちと一緒に園庭を“野菜と花を巡るツアー”をすることにしました。

 まずは、ぱんだチーム・うさぎチームのそれぞれが、最近子どもたちが覚えた“身長順”で並びます。10月の運動会で身長順に並ぶことが多いので、少しずつ活動の中に取り入れています。隣の友だちと手を繋ぎ、子どもたちに「前のお友だちを抜かさないようにして、付いてきてね」と伝えて歩き始めました。前の友だちを追い越さないように、でも間が空きすぎないように歩く速さを調節しながら進んでいた子どもたちです。5月にいちごを見に行った時と比較すると、並んで歩くことが上手になっていて成長を感じました✨

 最初に見えてきたのはにじ組が育てている花。子どもたちの背丈と同じくらいまで大きくなった、ひまわりです。「この花はにじ組さんが育ててる、ひまわりってお花なんだよ」と子どもたちに伝え、まだ蕾だったので、「何色の花が咲くと思う?」と聞いてみました。すると、「おれんじ!」「ぴんく!」「きいろ!」など、色々な色の予想が出ました。また、花が咲き始めた頃に見に行きたいと思います(*^^*)

 次にそら組のあさがおを見て、更に進んでいくと、そら組の畑があります。実は、この4日前にもそら組の畑を見に行っていました。その時と比べると、かぼちゃが大きくなっていたり、オクラの花が咲いていたりと、数日間の変化に子どもたちも興味津々で見ていました。

 遊戯室の前にあるのはにじ組が育てているピーマンとパプリカ。そのうちの実の一つが、一部分だけオレンジっぽくなっていたんです。すると、「くさってるのかな?!!」「もうたべられないのかな?!」と子どもたちの表情が少し曇りました。“せっかくにじ組のみんなが育てたのに…”という思いがあったのかもしれません。

 最後は、つき組が育てているトマト!!真っ赤に熟れたトマトを3個収穫して部屋に戻りました。保育室に戻ってからトマトの絵を描きました。つき組の部屋の前に、子どもたちが描いたおいしそうなトマトが生っています🍅

 

 

 一週間後、もう一度にじ組のパプリカとピーマンを見に行きました。オレンジっぽい色だったものが、濃い赤色になっていました。緑からオレンジに色が変わっていたのは、赤いパプリカで、腐っていたわけではないことが分かり、嬉しそうな子どもたちでした😊

 

 自分たちが育てているトマトだけではなく、他のクラスの野菜や花にも興味を持っている子どもたち。子どもの気づきや興味をクラス全体で共有し、さらなる興味へとつながるようにしていきたいと思います。

(熟れたトマトを収穫しました🍅)

槇本