雨が一日降っていた日の次の日の朝、子どもたちと外へ出ると、にこにこ広場にたくさんの小さなポツポツが。モグラの穴と比べると小さかったので、「アリの巣かな?」「ミミズの穴かな?」などと子どもたちと話していました。
子どもたちもたくさんの小さな穴に興味津々で、木の枝や細長い草の根を穴の中に入れてみようとする子の姿もありました(笑)
よく地面を見て歩いていくと、地面でをうごめくミミズの姿が!!それも、1匹だけではなく数十匹!!一歩歩けばミミズを踏んでしまいそうになるほどでした。
初めは、2~3人の子どもたちが、キャーキャー言いながら動くミミズを見ていたのですが、少しずつ周りの子どもたちもミミズの存在に気付き始め、大盛り上がり。
恐る恐る指で触れて、「ぎゃー!!」と言っている子、木の棒を持ってきて枝ですくって喜んでいる子、様々な姿が見られました。中には、「おさかなつりの(餌)みたいだね」と言う子もいました。
動くミミズを見て、「みみずも いきてるね」とつぶやく子もいました。
強く握りすぎないように、力加減を考えながら、そーっと、やさしく人差し指と親指で摘んでみる姿もありました。
子どもたちが集めていたミミズは、玄関前の花壇に逃がしてあげました。
花壇にミミズを逃がしているYちゃんに「ここでまた生きていけるといいね。」と声を掛けると、「うん。げんきでいてくれるといいな。」とつぶやいていました。
2月からつき組では『手のひらを太陽に』を歌っています。その歌詞の中にミミズも出てくるので、子どもたちにとって、より歌詞が身近なものとなり、“ミミズも生きている”ということを再確認することができたのではないかと感じました。
槇本