きゅうりの苗を植えてから、約2カ月がたちました。
葉の数も増え、きゅうりが収穫盛りです✨
採れたきゅうりは、給食室にお願いをしてスライスして出してもらったり、給食に出してもらったりしています。収穫したきゅうりを給食室に持って行って、調理をお願いするのは子どもたち。給食室の青い扉をトントンと叩いて扉を開けます。
先日、給食の先生にきゅうりを渡して、「切ってください」とお願いすると、「きゅうり、どうする?給食に入れる?それとも切ってそのまま食べる?」と聞かれました。子どもたちはすぐに「切って食べる!」と答えました。「どんなふうに切る?」と切り方まで選ばせてもらいました。初めは、きょとんとしていたので、保育者が「分厚いのがいい?薄いのがいい?」とジェスチャーをしながら聞いてみました。すると、「うすいのがいい!!」とまたもや即答。
給食の時間もいつもよりさらに楽しみになり、給食が乗ったワゴンが保育室に運ばれてくると、ボウルの中を覗いて「にじぐみのきゅうり♡」と嬉しそうな子どもたち。食べる時も「にじ組が育てたきゅうり😊」と、とても喜んで食べています。
雨の日が増えてきたことで、きゅうりの育ちも早くなり、「もう少しで採れそうだね」なんて話をして、土日を迎え、週が明けてからきゅうりを見に行くと、「大きくなりすぎちゃった( ゚Д゚)!!」なんてことも多々あります(;^ω^)
とても大きく育ったきゅうりが採れた日に、2本分のきゅうりをスライスしてもらいました。にじ組の子どもたちが2~3枚ずつ分けても、まだまだ残っていたので、保育者が「これ、残ったらもったいないよね~」と話していると、「つきぐみさんに わけてあげたらいいんじゃない?」という声が。
これまで、他のクラスに分けてあげたいという声が出たことはなかったので、保育者も心の中でガッツポーズ!つき組(3歳児クラス)の子どもたちも喜んで食べてくれて、何度もお代わりをする姿もありました。つき組のみんなが食べても、まだあったので、「まだたくさんあるけど、どうする?」と子どもたちに聞いてみました。すると、今度は「そらぐみさんにあげる!」という案が出ました。
残りのきゅうりを全部そら組(5歳児クラス)に持っていきました。返ってきたのは綺麗に空っぽになったボウル。そして、「ありがとうございました!」「あまくて おいしかったです!」という言葉でした。それを聞いた子どもたちも、自分達が育てたきゅうりでみんなが喜んでくれたことに嬉しそうな表情でした😊
にじ組のきゅうりと、そら組のじゃがいもを使って、にじ組とそら組が合同でポテトサラダ作りを行います!
自分たちで育てた野菜を食べたり、他のクラスの子ども達や職員に喜んで食べてもらったり、調理に参加したり、きゅうりの栽培を通していろいろなことを経験し、喜びを感じてほしいと思います。
槇本