風の子保育園の実践ブログblog

にじいろTシャツとバルーン

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 昨年度の運動会ごっこで、初めてバルーンに触れ、「にじぐみになったら、バルーンできる?!」ととても楽しみにしていた子どもたち。にじ組になり、5月末に初めて活動の中でバルーンを行った日は大興奮でした。「運動会でおうちの人にも見せたい!」という気もちが強い分、技の名前を覚えるのもあっという間でした。「もう外で練習できるの?!早いね!」と驚く声も7月のとても暑い日も、「外でバルーンしたい!」という子どもたちの意欲もあり、汗をだらだらと流しながらも、広い場所で風を感じながら楽しみました。風が強く、バルーンが煽られてしまう日もありましたが、子どもたちにとっては、それも楽しさの1つだったようで、曲に合わせて最後まで通すことが出来ました。

 今回、子どもたちが着用したのは、造形教室で染めた“にじいろTシャツ”です。

 友だちと自分とを比べて、得意な事や苦手な事、自分たちの身体のことなどの“ちがい”に気付き始める4歳児。そんな4歳児だからこそ、それぞれの“ちがい”も受け入れ合いたい(みんなちがって みんないい)、違うことが当たり前であることを感じてほしいという思いから、虹色のTシャツ染めを取り入れました。

 にじいろTシャツは、造形教室のさとちゃん先生に教わりながら染めました。子どもたちが自分で畳んで、輪ゴムでとめました。赤の染色液に漬け込み、すすいで、今度は黄色の染色液へ投入。畳み方や液への浸り方もそれぞれ違ったので、子どもたちのTシャツ一枚一枚、異なる模様、色の混ざり方で、同じものは一つもありません。自分達で染めたTシャツは特別感があり、子どもたちにとって、お気に入りの一枚になりました😊

 

槇本