絵本好きな担任がおすすめするヨシダシンスケさんの絵本
"おしっこちょっぴりもれたろう"
もれたろう君は"ちょいもれ"してしまう男の子
その事をママにバレると叱られてしまうので
"ちょいもれパンツ"を乾かす為お散歩に出掛けます。(本人曰く冒険!!)
"僕と同じ子はいないかな・・・"と思いながら行くと
服のタグがチクチクして困ってる子や
ハナクソが鼻の奥でピロピロして出て来なくて困ってる子など
いろんな事に困ってる子達に出会います。
"この子達困ってる・・・でもちょい漏れで困ってる子っていないのかな・・・"
悩みはとれないまま帰宅。
そしておしっこを済ませるとまた再び"ちょいもれ"(笑)
悩みが深くなろうとした時おじいちゃんに会い
「実はワシももれたろうなんじゃ!!」と衝撃の告白!!
もれたろうの気持ちや表情が一気に晴れる!!という
とても微笑ましい終わりが待っているという絵本です。
大人でも子どもでも何かしらの悩み困り事ってあると思うのですが
"そうだね" "そうだったんだね" "わかるわかる"
と共感があるととても心強いものです。
子どもは生まれて数年しか経っていない未熟な存在です。
大人の様に過ごすのはとても難しい事。
でも、そんな気持ちでいたら"共感"しながらいろんな事を心に余裕を持って知らせる事が
出来るのかもしれないですね。
おじいちゃんの"だいじょうぶだいじょうぶ だってちょっぴりなんだから"
この一言とこの表情・・・
"救いの神"ですネ
私たちも0~6才のこの大切な時期に子どもの思いを大切にしながら
精神的な安心感を持って過ごせる様保育をしていけたらと思います。