緑ケ丘保育園の実践ブログblog

平成から令和へ

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平成から令和へ時代が移ります。子ども達を見ているとまさに令和(未来)担う子どもなのだと

痛感させられます。

この子達が大人になる頃は、今と違った世界があり、どのような時が流れているのかと想いを巡らせています。

誕生から5歳の幼児期、この土台となる大切な時期に、保育を通して出来ることは何だろう・・

日々の保育や学びの中から、私自身も育てられ、又育てることを学ぶことを大切に

保育にあたらせていただいています。

先日、尊敬するМ先生のお話中に、幼児期(土台の時期)に大切なことは、情緒の安定と感性の豊かさを育むこととありました。

情緒が安定することで物事に興味関心が生まれ自発性が育まれます。

この情緒の安定(豊かな土台)なくしては、知力を先に養おうとしても入りづらい。

情緒の安定から自発性が発達し、適応能力(コミュニケーション力)が育まれる

そして知力が養われるとのことなのです。

この土台を育むうえで最も大切なことは、

子ども達を抱きしめること 

とても感動するお話でしたので皆さんにご紹介します。

抱きしめ 

1、身体で抱きしめる 2、心で抱きしめる 3、言葉で抱きしめる 4、視線で抱きしめる 5、振る舞いで抱きしめる 6、関係性で抱きしめる 7 祈りで抱きしめる 

この7つの抱きしめの中に子ども達との大切な関わりが見えてきます。

話を聞きながら・・私自身の中にも潜在的に残っている遠い昔の温もりが蘇り懐かしい穏やかな気持ちになりました。

今現代も、私たちは人とひととの繋がりや、支え合いの中で生きているのですから、

これは大人が信頼関係を結び互いが尊重し合える社会となるうえでも、大切なことと言えるのでしょう。

初夏 ・・ 新緑と花々が美しい季節です

咲く花を見て「この花の名前は?」と名にふれるのは後からでも、

「綺麗だね~」と心の声を出しながら共に感動し感性の豊かさを育てたい。

そんな思いで大切な幼児期の子ども達の育ちの支えになれたらと考えます。

令和(未来)を生きる子ども達が自分らしく生き生きと輝けるよう保育にあたり、

そして人としての関わりを深めたいと思います。

連休明けの子ども達に会える日が楽しみです。

(濱田)