緑ケ丘保育園の実践ブログblog

先生のおうち【3歳児 きりん組】

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朝、私が遅番で出勤すると「あ、先生おかえりー」と子どもたち・・・。おはようではなくおかえりと・・・。ん?そう言えば最近「おかえり」な気がします。何でだろうと考えつつ次の遅番の日、やっぱり「おかえりー」「どこ行っとったとー?」と迎えてくれました。「今来たんだよ」と答えるとキョトンと表情でこちらを見ていました。何がそんなに不思議なんだろう・・・と思っていると「どこから?」と質問があったのっで「おうちからだよ」と言うと「えっ?先生おうちあるの?」と驚いた様子でした。そこでピーンと来ました!

「もしかして、先生のおうちてここ(保育園)と思ってた?」と聞いてみると「うん」と張り切って答える子どもたち。「だからおかえりなのかー」と納得しました。本当に子どもたちの発想っておもしろいですよね(笑)。まさか私が保育園に住んでると思ってるなんて想像もしませんでした。

先日講習受講のため5日間園に行かない日がありました。講習の合間に考えるのはやっぱりきりん組さんのことばかりでした。今頃大好きなプールしてるかな・・・、ご飯たべてるかな・・・、何の夢見てるんだろう・・・、保育園楽しんでるかな・・・と次々に子どもたちの笑顔が浮かんできて、早くみんなに会いたい、一緒に遊びたいという気持ちが日ごとに増していきました。5日間の講習が終わった時に一番に思ったことは『やっとみんなに会える!!』でした。

次の日にやっとみんなに会える日♡。早く会いたくて急いで出勤しました。私を待っていたのはお約束の「おかえりー」の言葉でした。「ただいまー」と子どもたちを抱きしめたとき、『本当にここは私のおうちかもしれない! 帰ってくる場所がここにもあった!』と実感しました。5日分のみんなのおしゃべりを聞きながら本当に幸せだなーとしみじみと思いました。きりん組さん一人一人が私の大事な存在で出会えたことに心から感謝です。

 

明日も子どもたちの「おかえり」を大切にして笑顔いっぱい過ごしていきたいと思います。

きりん組さーん いつもありがとう。 大好きだよー!

 

                                     松本絹