ある日の出来事です
園庭で自由遊びをしている時
砂場道具のお鍋を抱えて忙しそうにしている子がいました
お料理でもしているのかとも思いましたが
それとはちょっと様子が違ったようだったので
「何が入ってるの?」と声を掛けてふたを開けて見せてもらうと
「んっ??」・・・
「うそでしょーっ!!」
中にはなんと大量のカメムシ達!!
思わず飛びのく担任にその子は
「お世話してるの♡」と穏やかな表情でその鍋をゆするように回していて
そこにいた子ども達も「わたし達お世話してるの♡」と
一緒に楽しそうでした
お鍋=お料理
カメムシ=臭い
としか発想できず「うそでしょー!!」とは言いすぎたなあと思いました
この出来事は保育園ではあるあるな出来事かとは思うのですが
日々の子ども達との生活の中でうっかり
大人の都合や基準で子ども達の気持ちを傷つけてしまっていた事はなかった
だろうかと振り返るきっかけになる出来事でもありました
子ども達の発言や行動から「そうかもしれない」「なるほど」と
気付かされる事も多々あります
その発言や行動、そしてその奥にある気持ちを考えて丁寧に関わり
子ども達との信頼関係を築けていきたいと思います
(松本)