緑ケ丘保育園の実践ブログblog

バルーン初挑戦!! 【4歳児 ぞう組】

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先日、緑ヶ丘保育園で運動会が行われました。

子どもたちはこの日を楽しみに待っていました。コロナ禍の中、なかなか保護者の方に園生活の様子をお見せする事が出来なかったので久し振りの機会に大張り切りでしたよ!

今回、ぞう組さんは、バルーンを用いたお遊戯を披露したのですが、初めてバルーンに触った日の新鮮な子どもたちの様子がとてもかわいくて今でもはっきりと覚えています。保育室いっぱいに広がった物を見てキョトンと一瞬動きが止まりました。あまりの大きさに圧倒されたのかもしれませんね。「これ、みんなで動かすんだよ!」と言うと「えーーーーーっ!」「どうやって??」と驚きの反応が返ってきましたよ。「こうやって握って・・・」「持ち上げて・・・」と話しながら子どもたちに真似してみるよう導くと、フワリとバルーンが上がりました!「すごいすごい!」と大興奮のみんな、それからしばらくはぶんぶん両手を動かしてバルーンが揺れ動く様子をはしゃぎながら楽しんでいましたよ。少しずつ音楽に合わせて動いていったのですが、最初はみんな好きなように自由に動くのでバラバラになってしまいます。「どうしたらいいかな・・・」と子どもたちに提案してみるといろんな意見の中から「みんなで合わせればいい!」という物がでてきました。「みんな26人もいるんだよ。大丈夫?」と聞いてみると「できるできる」とものすごく自信たっぷりの返事が・・・(単純だけどそこがかわいくてたまらなーいと内心思いました笑)。みんなの表情はやる気満々です。この話し合いをしてから、子どもたちの意欲が一気に上がりバラバラだった動きがまとまってきました。きっと今まではどうしたらいいのかが分からなかったけど、自分たちで考えることによってみんななりの納得できる答えに出会えたのでしょうね。大人が「こうしたらいいよ」と先に答えを教えることは簡単だけど、せっかくなら自分たちで見つけ出した方が絶対に楽しいよね!と日々バルーンを頑張る子どもたちを見て実感しました。

暑かったり、風が強かったり、小雨が降ったり、いろんな日があったけどどんな日もみんな笑顔で一生懸命で本当によく頑張ったなと思います。そしてバルーンを通してみんなで協力して取り組む楽しさを味わえた事でしょう。達成感でいっぱいの表情からそんな様子がしっかりと伝わってきましたよ。

松本