雲ひとつない青空と賑やかな蝉の声に、夏本番を感じるこの頃。
子どもたちは、汗をかきながらも元気に走りまわって遊んでいます。
特に今はプールが大好きで、朝から嬉しそうに水着バックを持ってくる姿が
微笑ましいです(*^^*)
そんなある朝、小さな事件がありました。
私が園に着いた時、Nちゃんが部屋の前に座ってお母さんといました。
保育者「Nちゃん、おはよう!お部屋の前に座り込んで、どうしたの?」
よく見ると、健康観察表をしっかり持って下を向いてます。
Nちゃん母「Nちゃん、先生に聞いてみてごらんよ」
Nちゃん「……」
保育者「うん?なにかな?」
気になったので、聞いてみると
Nちゃん「あのね、ママがね、”〇””✕”書いてくれてないの…」
と言って、下を向きながら健康観察表を見せてくれます。
でも、プールの欄には、ちゃんと”〇”は書いてあります。
どういうことかな?と思っていると
Nちゃん母「”〇”と”✕”どちらも書いてないとダメって思ってるみたいなんですよ」
とお母さんから教えてもらったことで、あっ!と気づきました。
私は子ども達に、健康観察表について話すとき…
保育者「プールには、必ずお家の人から、プールの欄に”〇””✕”を書いてもらってないと、入れないからね。忘れないようにって伝えててね」
と話していました。
私は「”〇”か”✕”を書いてもらって」と思って伝えたつもりでしたが、
Nちゃんは、この言葉を聞いて
「”〇”と”✕”どちらも書いてもらわないといけない」と思ってしまったようです。
言葉通りにするなら、Nちゃんが正しいのです。
私の伝え方が、ダメだったと反省しつつ
保育者「Nちゃん、ちゃんとママがプールの欄に”〇”を書いてるから、大丈夫だよ」
と伝えると、安心したように
Nちゃん「うんっ!」と頷いて、納得してくれました。
相手に正しく情報を伝えることは、大人になっても難しいですね。💦
子ども達が困らないように、正しく理解してくれるように、
話をしていけたらと思います(﹡ˆᴗˆ﹡)
長田