緑ケ丘保育園の実践ブログblog

相手に分かるように…【4歳児 ぞう組】

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雲ひとつない青空と賑やかな蝉の声に、夏本番を感じるこの頃。

子どもたちは、汗をかきながらも元気に走りまわって遊んでいます。

特に今はプールが大好きで、朝から嬉しそうに水着バックを持ってくる姿が

微笑ましいです(*^^*)

 

そんなある朝、小さな事件がありました。

私が園に着いた時、Nちゃんが部屋の前に座ってお母さんといました。

保育者「Nちゃん、おはよう!お部屋の前に座り込んで、どうしたの?」

よく見ると、健康観察表をしっかり持って下を向いてます。

Nちゃん母「Nちゃん、先生に聞いてみてごらんよ」

Nちゃん「……」

保育者「うん?なにかな?」

気になったので、聞いてみると

Nちゃん「あのね、ママがね、”〇””‪✕”書いてくれてないの…」

と言って、下を向きながら健康観察表を見せてくれます。

でも、プールの欄には、ちゃんと”〇”は書いてあります。

どういうことかな?と思っていると

Nちゃん母「”〇”と”‪✕”どちらも書いてないとダメって思ってるみたいなんですよ」

とお母さんから教えてもらったことで、あっ!と気づきました。

 

私は子ども達に、健康観察表について話すとき…

保育者「プールには、必ずお家の人から、プールの欄に”〇””‪✕”を書いてもらってないと、入れないからね。忘れないようにって伝えててね」

と話していました。

私は「”〇”か”‪✕”を書いてもらって」と思って伝えたつもりでしたが、

Nちゃんは、この言葉を聞いて

「”〇”と”‪✕”どちらも書いてもらわないといけない」と思ってしまったようです。

言葉通りにするなら、Nちゃんが正しいのです。

私の伝え方が、ダメだったと反省しつつ

保育者「Nちゃん、ちゃんとママがプールの欄に”〇”を書いてるから、大丈夫だよ」

と伝えると、安心したように

Nちゃん「うんっ!」と頷いて、納得してくれました。

 

相手に正しく情報を伝えることは、大人になっても難しいですね。💦

子ども達が困らないように、正しく理解してくれるように、

話をしていけたらと思います(﹡ˆᴗˆ﹡)

 

長田