10月に入り、ずいぶん秋らしくなってきましたね。今日は「目の愛護デー」についてお話します。
「10」を2つ並べて横にしたときに眉と目の形に見えることから10月10日は目の愛護デーとなっています。
赤ちゃんの目は、生後すぐはぼんやりとしか見えていませんが、1歳までに急速に発達します。3歳までには多くの子どもが大人と同じ程度(視力1.0)まで見えるようになります。
見る力(視覚)は目から情報を取り入れ、脳で処理することを毎日繰り返して育ちます。ところが、目に異常があると脳に情報が届かず、見る力が育ちません。小さな子どもは目の病気にかかったり視力に異常が生じたりしても、ほとんどの場合自分から症状を訴えることはありませんので、大人が注意しておきたいですね。
《こんな見方は危険信号!》
・テレビや絵本に近づいて見る
・明るい戸外でずっとまぶしがる
・目を細めて見る
・上目遣いに物を見る
・目つきが悪い、目が寄っている
・見る時に首を曲げたり頭を傾けたりする
このような症状がみられると斜視や弱視の可能性が考えられます。早く治療を始めるほど回復しやすいので、何かおかしいなと感じたときは眼科に相談してみて下さい。スマホやテレビ、ゲームなども時間を決めて遊ぶことも大事ですね!
秋は外遊びが楽しめるいい季節です。秋晴れのお休みには、自然の中でたくさん遊び、外の景色を見て視力を育てていきましょう!