緑ケ丘保育園の実践ブログblog

続・プール遊び!! 満喫♡ 【0歳児 ひよこ組】

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前回、プール遊びを始めてからの子どもたちの様子やその時の思いをお話ししたのですが、今回のブログはその後の子どもたちについてと保育者の感じたことを記してみようと思います。

 

プールがあるテラスまで行くとそれまではその場で止まっていたのに、いつの間にかみんながプールに向かって歩いたりハイハイしながら突進していくようになりました(笑)。プールの中でもジョーロから水が出てくることに気付いたようで、最初は保育者に水をつぐようにジェスチャーで伝えていたのが自分でどうにかして水を入れられるようになったり、保育者が水の中で手を揺らすと模倣して豪快に手を動かしてみたりと遊びがどんどん広がってきましたよ!。「ねぇ!見てみて!!。」と言わんばかりに保育者を見た時は「きもちいいね。」「おもしろいね。」と気持ちを共有することで子どもたちの笑顔が増えていました。

ある時、神妙な表情で夢中になっている子がいたので何をしているんだろうと見ていると一生懸命水を掴もうとしていたのです。水の中や水面でぎゅっぎゅっと握り拳を上げるのですが手を広げると水がないので不思議そうにしている姿がかわいすぎてしばらく見ていたのですが、保育者の視線に気付いたのでしょう。手をパーッと広げて掴めないアピールをして気持ちを知らせてくれました。どうしたら握れないことを伝えられるかなと考えたのですが、とっさに思いつかず保育者もお友だちの動きを真似して「ないね~」言ってみたところ納得したようにニコっと笑っていました。私の行動が正解だったのかは分かりませんが、その表情を見た時に水が掴めないことは成長していくに連れてどこかの段階で気付いていくことで、大切なのはお友だちの気持ちにしっかりと寄り添うことなんだろうと思いました。

 

この夏、子どもたちが一人ひとりのペースで少しずつプールに慣れていき、楽しむことができたのですが、個々の思いを大事にしていったことで無理することなく、大満喫できたように思います。これからもそれぞれの気持ちを大切に子どもたちと関わっていこうとプール遊びを通して感じました。

 

松本