白川保育園の実践ブログblog

「小さなお母さん」1歳児もも組アンパンマンチーム

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

 

  もも組の子ども達はままごとやお人形で遊ぶことが好きです。特に女の子は赤ちゃんのお人形を「おんぶしたい!」とおんぶヒモと一緒に持って来ます。おんぶしてあげると嬉しそうにおんぶしたままで室内用のブランコをしたり、遊びを楽しんでいます🎵
  先日いつものようにお人形を抱っこしてきたCちゃん。その日はおんぶヒモではなく、お人形のセットにある哺乳ビンを一緒に持っていました。
「赤ちゃんにミルクをあげるの?」と担任が聞くと「うん。」と答えて座ってミルクをあげ始めました。
その様子を見ていたKちゃんもすぐにお人形と哺乳ビンを手にしてそばにやって来て同じようにミルクをあげ始めました。二人共お人形が立った姿だったので担任が「こうしたら赤ちゃん飲みやすいよ。」とお人形を子ども達のひざに座らせてあげるとーーミルクをあげる姿もさまになって、二人共本当のママのように優しくお人形をみつめてあげていました。お人形も何だか嬉しそうに見えましたよ♡

「ミルクのもうね〜」

  しばらく飲ませると、次はお人形を床に寝かせ始めました。「お布団をしてあげようか〜」と担任が言うと、すぐに箱の中からお布団を探してきて掛けてあげていました。そしてどちらかともなくトントンと優しくしてあげながら寝かせていた二人。その姿がとても微笑ましかったです(*^^*)友だちと一緒にする楽しい気持ちも二人で共感できていたように思います。

「ねんねしようね〜」

  赤ちゃんにミルクをあげたり、トントンして寝かせたりする姿は日頃保育者がしていることや周りの大人に興味を持って模倣しているのでしょう。大人のすることに興味津々で自分も同じようになりきって楽しむ姿がいろんな場面で見られるようになりました。大人のすることや友だちのすることを模倣することは子どもの成長段階でとても大切なことだと感じています。
この二人の様子をそばでじっと見ていた子ども達が、違う日に同じようにして遊ぶ姿もありましたよ!
  いろいろなことに興味・関心が広がっている子ども達。模倣したくなるような発信をたくさんすると共に、一人ひとりの子ども達が満足して楽しめるように、そして子どもの興味や遊びに丁寧に寄り添っていきたいと思います。