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「はらぺこおおかみをおいはらえ!」裏話 4歳児ひまわりぐみ

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「はらぺこおおかみをおいはらえ!」裏話
 4歳児ひまわりぐみ

  先日の発表会、たくさんの御来園、そして温かい御声援ありがとうございました。おかげさまで、子どもたちのはりきる姿を見ることができましたよ!
 劇の時、私はずっとピアノを弾いていたので、ステージ上のお友だちの様子しか把握することができませんでしたが、実は舞台裏では素敵なことがたくさんあったみたいですよ!
 出番前におおかみ役のRくんが、「Yくん、もっと大きな声が出ると思うよ。頑張ろうね!」と同じ役のYくんに励ましの声をかけていたそうです。マイクの前でのYくんの第一声がはっきりと聞こえたので、(おおっ!)と思った担任でしたが、そういうエピソードがあったのですね。

「一緒に大きな声を出そうね♪」

 

  反対側の舞台そでにはうさぎさんとねこさんが待機していました。そこではAちゃんが「次は⚪⚪ちゃんたちの出番だからね。準備して!」と指示を出していたそうです。遅れて登場するお友だちが誰もいなかったのは、Aちゃんの声かけのおかげもあったと思いますよ!

「みんな、もうすぐ出番だよ!」

  それから、お店ボードを裏返すシーンがあるのですが、その担当のお友だちがお休みでした。なかなか裏返らなかったので、担任が合図を出そうと思った矢先、Rちゃんが素早く駆け寄って裏返してくれました。Rちゃんの「気づき」のおかげでホッとした担任でした。
  劇の練習を通して、子どもたちは成長するものと思っていましたが、本番こそ成長できる良い機会になりうると感じた今回の発表会。
クラス便りで「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」をご紹介しましたが、劇に取り組む中で「自立心」「協同性」「思考力」「言葉による伝え合い」そして「豊かな感情と表現」が育ってきたと思います。さらに「お友だちを気遣う心」も。
  普段から男女仲良く遊んでいるクラスですから、ここぞという時の団結力は素晴らしいものがあります。ひまわりさんたちの友情パワー、最高ですね!

林信彦