「ももぐみ当番」
夕方になると「ももぐみに行っていい?」と確認してくるさくらさんたち。女の子全員で行きそうな勢いですので(笑)、ももぐみの担任と相談して4人までならOKということにしています。
例年、もっと幼い「ありんこ」さんの相手をすることがあるさくらぐみですが、今年は「ももぐみ」に弟や妹がいるお友だちが多いので、そちらに行っているみたいです。
以前覗いた時は、ももぐみのブランコに乗って、あまり「当番」らしき仕事をしていなかったさくらさんたち(笑)。最近はどうかな?と様子を見てみると・・・ブランコを押してあげていましたよ。
「ゆっくり押すからね♪」
顔見知りになったももぐみさんの中には、すっかり心を許しスキンシップを求めるお友だちもいます。
「おんぶして~!」
普段はあまえん坊のAちゃんも、甘えられて「お姉さん」の表情になっていました。
部屋にはその年齢に応じた遊具があるのですが、それで遊べるからといってももぐみに行くお友だちもいます(笑)。
「どれどれ、お姉さんにも貸してごらん?」
毎日のように「ももぐみ当番」を熱望しているのは、年下のお友だちとの関わりが面白いからでしょうね。土曜日はひまわり・すみれさんと過ごしていますが、その時よりも異年齢児間の交流が見られます。年齢が離れている方が上手くいくのかもしれませんね。
こうして幼いお友だちの相手をするうちに、「大きくなったら保育士になりたい!」と思うお友だちが出てくるかもしれません。保育士不足が叫ばれている日本。「ももぐみ当番」はそれを解消する試みに繋がるかもしれませんよ⁉
林信彦