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「しらかわフェスティバル~技巧走編①」 4歳児ひまわりぐみ

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「しらかわフェスティバル~技巧走編①」

 

  すみれぐみの頃から長縄遊びを始め、ひまわりぐみになり短縄跳びに取り組むようになりました。

 まずは歩きながら縄を回してまたぐことから始めたお友だち。

「こうやるのかな?」

 

 腕を回すのが難しい場合には、持ち手サポート(持ち手に広告紙を巻き長くしたもの)を活用するとスムーズに回せるようになりました。何度もチャレンジしているうちに、持ち手サポートなしで前跳びができるようになりました。

「簡単だよ!」

 

 並行してポールを活用したジャンプを楽しむ遊びも活動に取り入れてみました。1つめは地面に2本のポールを置き、その間隔を少しずつ広くしながら隙間に落ちないように跳ぶ「幅跳び」です。

「絶対落ちないよ!」

 

 2つめは高さのあるポールを飛び越える「ポールジャンプ」です。

「飛び越えている時の私、かっこいいでしょ?」

 

「ボクだって負けてないぞ!」

 

ハードル走のように「走りながら跳ぶ」ことができるのが4歳児です。こういう遊びを重ねて、「走り縄跳び」がどんどん上手になってきました。

「走り縄跳び、楽しい~♪」

 

 ポールを使った3つめの遊びとして「台風の目」があります。

「台風の目も面白いよ!」

 

 こちらは今回の技巧走に含まれていませんが、子どもたちに人気の遊びです。

 

 昨年の技巧走では「ストライダー」「バランス渡り」「ケンケンパ」「鉄棒ぶら下がり」など、3歳児で楽しんできた遊びをサーキットコースに組み込みました。

 今回は4歳児ならではの動きを楽しもうということで「縄跳び」をメインに持ってきました。発達には個人差があるので、跳び方がアンバランスなお友だちもいますが、これからも楽しんでいくことで、綺麗なフォームになってくると思われます。発達途中の個性的な跳び方を見られるのもこの時期だからこそです。

 4歳児はお友だちと自分を比較して自信をなくすこともあります。そこで「前の跳び方よりずっとかっこよくなったよ!」とお友だちではなく以前の自分の姿と比較するような声かけをすることで、少しずつ自信をつけてきました。

 さらにひまわりさんたちのモチベーションがグーンと高まる出来事がありました。それは・・・次回のブログで紹介しますね。

 

林 信彦