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「しらかわフェスティバル ~技巧走編②」 4歳児ひまわりぐみ

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「しらかわフェスティバル~技巧走編②」

 

 「鬼滅の刃」が大好きなひまわりさんたち。ある日、そのキャラクターの「伊之助」から手紙がきました。

「いのすけからのお願いだって。」 

 

「何て書いてあるの?」と興味津々のひまわりさん。文字が読めるMちゃんが「鬼のカードを見つけたら、お宝がもらえるんだって。」と説明すると、みんなでカード探しが始まりました。

「あったよ!」

 

 カードを見つけた翌日にはまた手紙が。

「絵本がたくさんある場所ってどこ?」

 

 「図書室かも?」と場所を突き止めたお友だち。見事宝物を見つけることができました。

「お宝って・・・まつぼっくり⁉」

 

 まつぼっくりをゲットしてめでたしめでたしとなるところでしたが、添えの手紙には気になる一文が。

「鬼が出てくるの?」

 

 フェスティバルの日に鬼のカードがあらわれて、もしかしたらカードから鬼が出てくるかもという内容でした。

 「こうしちゃいられない!」ということで、この日から鬼カードを倒すための特訓が始まりました。

 まずは体力作りです。バランス渡りが主だった平均台の上で「レスキュー渡り」や「忍者跳び」をして腕の力をつけます。

「ボクはレスキュー隊♪」

 

「よいしょ!」

 

 狙ってカードを叩くためにスポーツチャンバラの剣を使って相手の帽子を落とします。

「いくわよ!」

 

「私の勝ちね♪」

 

  高いところのカードを打ち落とすことができたら一人前です。

「あとちょっと!」

 

これでフェスティバルの技巧走の目的が明確になりました。テーマは「鬼退治」です。これまで単にサーキット遊びを楽しんでいたひまわりさんたちでしたが、急に目の色が変りました。好きなキャラクターの鉢巻きをしめ「しのぶさん」のように軽やかに宙を舞いながら縄を跳び、「煉獄さん」のように鮮やかに剣を振る姿は、まさに「鬼滅の刃」の世界に浸りきっています。鬼カードを落としたら、カードを持ってゴールします。

 「ひまわりの呼吸」を駆使して、26名のお友だちがそれぞれの「型」で鬼に挑みます。

「鬼をやっつけて欲しい」という「伊之助」の頼みに応えることができるでしょうか?

 御期待下さい!

 

林 信彦