「ままごとコーナー作り」
お外で色水作りをしたり、ままごと遊びをしたり、のびのびと遊んでいるしらかわっ子たち。これまで、園庭のテーブルや砂場で遊んでいましたが、特に戸外の「ままごとコーナー」というのはありませんでした。
前年度担任していたすみれぐみでは、グラウンド(フェスティバルをやる所)でゴムチップのブロックを使いおうちを作って楽しんでいました。そこが簡易ままごと遊びコーナーになっていました。ただ毎日グラウンドに行くわけではないので、遊びが断片的になっていました。
そこで、そのブロックでいつでも遊べるように園庭に運び込むことにしました。
「落とさないように運ぶぞ!」
一輪車で運ぶチームとブロックを受け取り積み上げるチームに分かれ、汗だくになりながら、物置小屋の屋根の下にブロックを置いていきました。
「わたしたちにまかせて!」
運び終えたら、早速ブロックを使ってキッチンを作り、ままごと遊びが始まりました。
「お料理楽しいよ♪」
他にもピアノやお風呂を作り、お友だちと盛り上がる姿が見られました。作った物を壊さず、翌日も使うことで継続してままごと遊びを楽しむことができるようになりました。このスペースを「ままごとコーナー」として、他のクラスとも共有することにしました。
後日、ひまわりさんたちが素敵なおうちを作っていました。
「レンガのおうちだよ♪」
さすが、すみれぐみ時代におうち作りを経験しているだけあって、慣れたものです。お友だちと協力して作り上げていく姿に成長を感じました。そこにさくらさんもお邪魔して、異年齢間の交流が盛り上がっていましたよ。
「まずはお水からどうぞ!」
夢中で遊んでいるお友だちの表情はキラキラと輝いています。これから、この「ままごとコーナー」で、たくさんのドラマが生まれると思います。スクラップ&ビルドで、どんどん面白い物が出来上がっていくことでしょう。
このコーナーを通して「遊び込む」経験を重ねていってもらいたいと願います。
林 信彦