「ジェットコースター、最高!」
ソフトブロックを使っておうちを作るのが大好きなひまわりさんたち。
「おうちごっこ、楽しいよ!」
先日Yくんが、そのブロックとプラテーブルを組み合わせて何やら作っていました。
「ブロックは3つでいいかな〜?」
「なになに?何を作ってるの?」と訊ねると「コースだよ!」と答えるYくん。そこへ手押し車を乗せ始めるお友だち。なるほど、坂道を下りるコースを作ったみたいです。
「いけるかな〜?」
坂道を下りる時の感覚がたまらないみたいで、「ジェットコースターみたい!」と言って繰り返し楽しむお友だち。時にはコースから外れて手押し車が脱線することもありますが、そのスリルすらも面白がっています。ケガのリスクもあるので、担任はそばにいますが、担任の役割は周囲の鉄棒やテーブルをどけて安全なスペースを作ることぐらいです。もちろんジェットコースターに乗せてもらえません(笑)。
いつの間にかさくらさんたちもやって来て仲間入り。どうすれば脱線せずに下りることができるのか、一緒にコースを微調整していました。そのうち、誰が遠くまで進んだかを競い合うようになりました。遊び方が変化(進化)していくのは、遊びが盛り上がっている証拠です。自分たちで作った「遊具」だからこそ、面白いのでしょうね。まさに「今、この瞬間」を生きている子どもたち。しっかりと遊び込んで、お友だちと楽しい時間を共有できるのは幸せなことですね。
田中 就