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「苗を買いにいきました!パート3 〜欲しい苗が見つからない?!〜」5歳児さくら組きりんGr

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「苗を買いにいきました!パート3 〜欲しい苗が見つからない?!〜」5歳児さくら組きりんGr 藤本

トマト、ナス、ピーマンは無事に購入することができましたが、、、事件発生!!

子どもたちに1番人気だった枝豆が売り場にはなかったのです!!

Aくん「お店の人に聞いてみよう!」

とみんなで枝豆の行方を尋ねると「枝豆の苗は成長しすぎてしまい、捨ててしまったんだ」とのこと。

子どもたちの表情は一瞬「???」でしたが、すぐに「じゃあ枝豆どこにあるの?」とBくん。

その問いに店員さんが「タネを蒔いて育てると枝豆ができるよ」と教えてくださいました!

「タネこっちにたくさんあったよ!」とみんなでタネ売り場へ移動。

タネは見つけたものの、よく見ると10月にしか収穫ができませんでした。苗は必ずあると思っていた子どもたちでしたがこのハプニングこそ話し合いをする良い機会だ!と思い「タネから枝豆を育てるのか」を話し合いました。最初はこのタネだったら!と他のタネを探しましたが、どれも10月ごろの収穫です。キャンプに間に合うようにしたい気持ちがみんなあったのでタネから作ることは断念し、ほかの苗をもう一度話し合いながら見て回りました。

するとAくん「そうだ!スイカをデザートにしよう!」と提案してくれました。デザートはなかったよね!ということで、スイカを育てることになりました。

「これオレンジのスイカだってよ!」 こっちは赤いよ!赤いほうが甘いんじゃない?」   「どっちも買えば?」

オレンジのスイカは小玉と伝えると「オレンジが2つで赤くなるのを1つにしたら?」「2と1で3だ!」と友だちの発見や意見を聞くことで新たなアイデアが浮かびます。

また友だちに自分の意見を受け入れてもらったという喜びも感じ自尊心が高まります。お友だちにも気持ちがあり考えがあり、それは時々自分とは違うのだと知りながら関わりを学んでいっているのだなと感じます。

野菜の苗も買えて育てることに期待をもっているこどもたちです。それからも子ども同士の話し合いをたくさん取り入れながら過ごして行きたいと思います!そして野菜が成長するのがまちどおしいですね!!