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「素敵なさくらさん♫」5歳児 さくら組くまGr

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「素敵なさくらさん」5歳児 さくら組くまGr 首藤

運動会も終わり、とても過ごしやすい季節となりました!

爽やかな秋晴れの下、毎日戸外でそれぞれ気の合うお友だちと、好きな遊びを満喫している中、年長さんらしい、とても心がホッコリする場面を度々見るようになりました!

そこで、今回は一部をご紹介します

 

◎ある日の朝の戸外遊びの時間、くまグループのお友だち、5〜6人でアスレチックで鬼ごっこをして、遊んでいました!

その前に、すみれ組のBくんが、ゆっくりゆっくり丸太で出来た吊り橋を渡ろうと、一歩ずつ進んでいました!

すると、Bくんの後ろになったKくん!

鬼から逃げたい気持ちと、Bくんの橋を揺らす訳にはいかない気持ちとで、葛藤していたその時、なんと!Bくんの片足が丸太の間にすぽっと、ハマってしまいました!

すると、それを見ていたKくん。

さっと、Bくんに近づき、足を一生懸命抜いてくれようとしています!

しかし、なかなかうまくいきません。担任が手伝いにいこうかとしていると・・・

Kくん「おい!Y〜!!ちょっと手伝ってー!」と、近くにいたYくんを呼び、1人丸太を押さえ、1人はBくんの足が痛くないよう、そ〜っと足を抜いてあげていました!!

無事、抜けた瞬間、2人顔を見合わせて、

「あ〜!良かった!!」

と一言! (笑)

助けてもらったBくんは「ありがとう!」の言葉の変わりに、満面の笑みでその場を去って行きました☆☆

 

◎ある日の午後の戸外遊びの時間、くまグループ、きりんグループのお友だち6〜7人で「けいどろ」をするための鬼決めで、ジャンケンをしていました!

そこへ、すみれ組のAくんがやってきて、

「Aもじゃんけんするー!」

と言いました!

(きっと鬼ごっこをするためのジャンケンとは知らずに、さくらさんがジャンケンをしている様子が楽しそうだったので、やってきたようでした!)

すると、一旦鬼決めのジャンケンは保留・・(笑)Aくんとのジャンケン大会が始まりました!

交替交替でAくんとジャンケンをし、遊んでくれるさくらさん。

すみれ組のAくんはとっても上機嫌です!しかし、なかなかジャンケンには勝てません!すると・・・

Aくんがチョキばっかりしか出さないことに気づいたHくん。

「最初はグー!ジャンケンポン!!(パー)」

「Aくんすご〜い!!勝ったね!!」

と、わざと負けることを思いつき、Aくんに言っていました!周りの子達も、

「A、やったー!!」

とその場を盛り上げます

まだ、勝ち負けがはっきり分からないAくんも、ピョンピョン跳び跳ねて喜び、とっても嬉しそう!!

その後は、Hくんが「パー出してあげて!」とコソコソ話で隣の子に伝えたのを、伝言ゲームのようにみんなで伝えていき、何度も勝つことが出来たAくんは、大喜びで!!

心が温かくなる一場面でした☆☆

このような何気ない日常の、さりげない言葉や行動に、心が暖かくなり、感動させられることがしばしばの担任です!

こんな素敵な子どもたちと、毎日一緒に過ごすことが出来、(幸せだなぁ〜!!)とつくづく感じる、今日この頃です☆☆