白川幼稚園の実践ブログblog

『ちょうちょになったよ』4歳児ひまわり組 らいおんGr 斉藤

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「ちょうちょになったよ!』
ひまわり組 ライオングループ 斉藤りお

今ライオングループでは、ツマグロヒョウモンというちょうちょになる幼虫を育てています!
きっかけは園庭で遊んでいる時に、さくら組のお友達がツマグロヒョウモンを探しているのを見たり、クラスで育てているのを見て、「ツマグロつかまえて、育てたい!」という声があり、子ども達とツマグロヒョウモンを探しに行きました!「ツマグロどこにいるかなー?」とつぶやきながら探していると、さくら組のお友達がやって来て「ツマグロこことかにおるよ!」とパンジーの花壇にいるということを教えてくれました!
情報をきいて花壇の中を見るお友達!
しばらくして、、「先生ー!みつけた!!」「ほんとだ!触れるかな?」と声が聞こえてきました!担任が「すごーい!見つかったね!さくらさんのおかげだね!!」というと、さくらさんは「いたでしょ?ツマグロ毛虫じゃないけん触っても大丈夫だよ!」と誇らしげにツマグロヒョウモンついて話してくれました!!
ツマグロヒョウモンの幼虫を虫カゴに入れ、どうやって育てるのかみんなに聞いてみると、「たべものをあげる!」
「はっぱ!」「みんなで育てる!」などの言葉が出てきました!そこで、ツマグロヒョウモンは、なにを食べるのかそれぞれお家で聞いてもらうことになりました。次の日、聞いてきてくれたお友達が
ビオラやスミレ、パンジーがあると教えてくれました!
幼稚園にはパンジーがあったので、パンジーをあげることになりました!その日から
パンジーや、葉っぱをあげながら、「たべてるかなー?」  

              
「たべてるか分からんないけど、葉っぱにくっついてるね!」とRちゃんとAちゃんの楽しそうな会話が聞こえてきたり、給食を食べ終わると、テラスに出て、ツマグロヒョウモンを見に行ったりと観察に夢中なお友達でした!

ある日、一番にお部屋に入ったSくんが「幼虫がおらんよ!」と言っていました。それを聞いたAくんは「いや、上におるよ!さなぎばい!ちょうちょになる準備してるんだよ」と教えていました! 見ると幼虫は、虫カゴのフタまで登っていて、さなぎになっていました!
Sくんは、じーっと観察しながら、「体がキラキラしてるよ!」と、さなぎに模様があることに気づきました!模様だけでなく、さなぎは、
右へ左へグニョグニョっと動いていたり
お友達は、「キラキラしてるー!」「ちょうちょになったらキラキラどーなるんだろ」「さなぎって動くんだ…」
など、とても興味津々で、ちょうちょになった時がきになる様子でした!

そして何日かたった日、、
虫カゴの中でパタパタと蝶々が飛んでいました。それを見たお友達は「わー!ちょうちょになってる!ちょうちょになってる!!」と騒いでいました!
するとA君が「先生そのちょうちょは、カゴがせまいから逃がしてあげたい!」との声が聞こえてきました!担任は「そっかー!ちょうちょさんも広いお空の方が飛びやすいかもね!なんて言ってお別れする?」と聞くと、「大きくなってね!」「ばいばーい!」「いってらっしゃい〜」など様々な、挨拶の言葉が出てきて、言葉を伝えてお別れすることにしました。
それから外に出てみんなでちょうちょとお別れをしました!

       

またあとで聞いた話によると、メスは、オレンジ色に黒い模様が周りにあり、オスは、オレンジ色の羽だと言うことを知りました!!
まだまだ虫カゴにはさなぎや、幼虫が増えているので、今度はオスなのかメスなのかも見ていきたいと思います♩

自然の中で生き物を観察、育てることで、生命の不思議さ尊さに気づき、身近な生き物の接し方を考え、大切に関わろうとすることが出来るようになります。
これから虫だけでなく、野菜も育てて行くので、子ども達の好奇心や探究心を大切に見守っていこうと思います!