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「お手伝いし隊」 3歳児 すみれ組りすGr 秋田

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「お手伝いし隊
3歳児 すみれ組りすgr 秋田

りすグループのお友だちが全員揃い、賑やかで、楽しい園生活が始まって、あっという間に1か月が経ちました。
最初の頃は、「ママが良い〜!」と言う泣き声とともに、よくお友だちから聞こえていた「先生、できなーい(泣)」の声。「かばんが閉めれない」「靴が履けない」など、色んな所から聞こえてくる「できない!」「先生手伝って!」「先生やって〜!」の声に、「分身の術が使えれば良いのに!」と切に願っていた担任(笑)
しかし、最近のりすグループのお友だちから聞こえてくる声は、「僕もお手伝いする!」「先生、私もそれしたい!」「何かお手伝いする〜!」など、意欲的な声ばかりなんです
だんだんと、幼稚園生活にも慣れてきて、自分の荷物の片付けや、給食やおやつの準備、片付けなども自分で出来るようになり、少しずつ自信がついてきたことで、自分のことだけでなく、お友だちのお世話や、私たち大人がしていることに興味をもち始めているお友だち
トイレに行くたびに、トイレに忘れてしまったお友だちの上靴を持ってきて、「これ〇〇くんの忘れてたよ〜!」と教えてくれたり、給食の時間には、食べ終わったお友だちから、ブロックなどの好きな遊びをするのですが、どんなに集中して遊んでいても、食器を給食室へ運ぼうとすると、、「私も一緒に持っていく!」「僕もお手伝いする!」と目をキラキラさせながらやって来て、おぼんやご飯のおひつなど、子どもたちが持てるものを持って、次から次へと給食室へ運んでいきます全部運び終わったら、次は台拭きに、ほうきとちりとりです!「うわ〜、ここはいっぱいお野菜こぼれてる」と言いながら、一生懸命テーブルを拭いたり、「私があつまれ、あつまれする!」と、お友だちとほうきとちりとりを分担して、楽しみながら、お部屋のお掃除をしていますよ
自分たちで、お掃除をするようになってから、ほうきや台拭き、雑巾の場所を覚えたお友だちも増えてきて、先日の給食の時間には、隣のお友だちがお茶をこぼしてしまい、困っているのを見て、すぐに自分が給食を食べている手を止めて雑巾を取りに行き、お友だちのお茶を拭いてあげる姿も見られました
その他にも、ご飯粒が落ちているのを見つけたら、雑巾やティッシュを持ってきて、拭いたり、私がお便り帳を書いていると、「これ、もう終わった?」「あっちに並べるね?」と書き終わったお便り帳をお友だちがとりやすいように綺麗に並べたりするなど、毎日色んなお手伝いや、掃除を楽しみながら頑張っているお友だちです

そんなお友だちに私が心がけていることは、必ず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることです
色んなお手伝いやお掃除をした後は、「先生できたよ!」と自信満々に教えてくれるお友だちですが、もちろん、台拭きも拭き残しがあったり、ほうきも途中で終わっていたり、、(笑)
仕上げは、担任がこっそり行うのですが、子どもたちは、達成感で満ち溢れてます(笑)
そして、私たちからの「ありがとう〜」「助かったよ」の言葉に満面の笑みを浮かべながら、「どういたしまして!」とお返事してくれますよ
これからも、誰かに感謝される喜びや達成感を味わいながら、「あれがしたい!」「これがしたい!」と意欲的に色んなことに挑戦し、自信をつけていってほしいなと思います