どんぐり虫
すみれ組 うさぎグループ 緒方 理沙
楽しかった運動会も終わり、子ども達と散歩に出掛けては、どんぐりを袋いっぱいに拾ったり、紅葉した落ち葉を集めたりと、秋の自然を満喫しています。
子ども達は大切にどんぐりをおうちに持ち帰ったり、箱の中に入れていたりしながら楽しんでいるのですが、どんぐりに異変が…。箱中のどんぐりを混ぜて遊んでいると、白い何かがモゴモゴと動いているの発見!
Aさん「ねえ~、これなんだろう?」
Bさん「動いてるね!」
Cさん「○○ちゃん~、なにかいる~」と虫が大好きな友だちを呼び…
Dさん「えっ、なに?」「幼虫だ~!」
Aさん「なんの幼虫?」
保育者「どうしたの~?」と声をかけると…
Dさん「先生~、なんか幼虫がいる~!」と興味津々の子ども達!
保育者「えっ、どこどこ?」
子ども達「ほら、ここ!ここも‼」
Bさん「どんぐりに穴があいてるね!」
Eさん「それ、どんぐり虫‼」
子ども達「どんぐり虫??」
Eさん「りすさんが言ってた‼」
ひと足早くどんぐりで遊んでいたりすグループさんから情報を得ていたEさんは得意げに、どんぐりを足で踏んで割って見せていました!それを見ていた子ども達も一緒になってどんぐりを踏んだり、どんぐりの皮をむいてどんぐり虫を探したり…。その光景が、宝探しをしているかのようでした!それからというと、どんぐりを入れた箱の中の観察が始まり、どんぐりの帽子にどんぐり虫を入れたり、コップに集めたりと日々楽しんでいます。残念なことに、お亡くなりになられたどんぐり虫の為にお墓を作ってあげる姿も見受けられ、優しい心が育っていることにとても嬉しく思いました。生き物にはすべて命があるので、遊びを通して学び、心も体も成長してほしいと願っています。