「お楽しみ会みどころ #4 〜劇あそび”かいじゅうたちのいるところ〜」
5歳児さくら組きりんgr 藤本
きりんgrオリジナルのストーリーや配役が決まり、まず最初は劇ごっこをして楽しみました!
「マックスと兄弟がいたずらをするのは、どんなふうにする〜?」と場面ごとに、自由に出入りをしたり動いたり、セリフを言って自分で決めた役になりきって遊びました。
「お姫様とお父さんがいたずらを止めるの!」「もうやめーーー!って叫んでかいじゅうならしの魔法を使って止める!」
と実際に動いてみると次々にアイデアが出てきます。
子どもたちが1番今から今かと待っている場面が、「かいじゅうvs人間」の戦いの場面です。
「戦う場面は、どうす、、」と担任が子どもたちに聞き終わる前に、一斉に飛び出して戦いごっこを始めるきりんgrの子どもたち(笑)男の子たちだけかと思ったらそうではなく、真剣な顔で戦う男の子たちと、ケラケラと笑いながら戦いをする女の子たちがいました(笑)
誰が何をしているのか、目で追うのは難しいくらいの激しい戦いの場面が繰り広げられている時に、事件が起こりました!!
「 Aくんの手があたったーーー!!」と大激怒のBちゃん。
「戦いごっこだから、本当にあたったらいけないんだよ!!」
「わたしにも○○くんが強くしてきた」事件が多発しています。
「どうしよう!○○ちゃんも痛かったっていってる!戦うところやりたいって言ってたけど、、、」と子どもたちに言うと「じゃあ、戦いのところは、真似にして当たらないようにする!」「そうしないと、また痛いって泣く人もいるかもしれないし!」としっかり者の女の子たち。「こうやってやるの!」と張り切って戦いのポーズのお手本を見せてくれる DくんやEくん、Fくん。
こうして、戦いの場面ではルールも作られ、
台本が完成していきました!
そして、子どもたちが考えたストーリーやアイデアをもとに、台本を私がセリフを当てはめていきました。
初の子どもたちとの劇遊びの日のことです。
友だちのプリンセスがいたずら好きな子どもたちを注意する場面で、少し強い口調のセリフを入れていたのです。それを聞いて「えぇぇぇ!!!そういう風に言いたくない!だってお姫様なのに!!!」と半泣きで猛反対の意見を受けた担任。そんなに嫌だったのか!と笑いを堪えて「どんな風に言いたい?」と聞くと「うんとね、プリンセスだからぁ、もっと可愛いセリフがいい。」とKちゃん。
すると、「えええー?だってさぁせっかく、先生がさ!セリフ考えてきたのに!変えられないよ?」と強気に私をかばってくれるMちゃん。「そんなに怒らなくても、、、(笑)変えてもいいんだよ(笑)」と話しながら、
セリフを一緒に考えていきました(笑)
プリンセスは人間界とは別にかいじゅうのプリンセスもみどころなので、次回にご紹介したいと思います!お楽しみに♪
衣装や道具も子どもたちのアイデアが満載です!!