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『ツマグロヒョウモン』 4歳児 ひまわり組 らいおんGr 中村

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『ツマグロヒョウモン』4歳児 ひまわり組 らいおんGr 中村

天気が変わりやすい季節となり、朝から雨が降っていると「外に行きたいな~」と窓の外を覗きながらつぶやく子どもたち。晴れの日には「散歩に行こ!」「もう、外に行っていい?」と早く外遊びがしたい!!と元気いっぱいの子どもたちです!そんな、子どもたちが最近外遊びでハマっていることがあります。それは、、、『虫探し』です!今の時期、幼稚園の園庭にはたくさんの虫がやってきます。ダンゴムシ、ツマグロヒョウモンの幼虫、バッタなどなど、、、
今までは虫を見つけても触らず、じーっと見ることが多かったのですが、さくら組のお兄ちゃんたちが虫カゴにたくさん捕まえて楽しそうに虫を観察する姿を見て、らいおんGrのお友だちも少しずつ虫に興味を持ち始めました!毎日のように「せんせい、ダンゴムシ捕まえた~!」「ツマグロヒョウモンの幼虫捕まえたよ!」と担任に見せに来てくれます😊そこで、らいおんGrで虫を育ててみよう!ということで、ツマグロヒョウモンの幼虫を育てました。
まずは、ツマグロヒョウモンの幼虫探し。子どもたちは、「こっちにいるんだよ!」とお兄ちゃんたちがよく探しているパンジーの花が咲いている場所に行き、葉っぱの裏などを探します。幼虫はすぐに見つかり、次はエサ探し。担任が「幼虫さんは、何食べるの?」と尋ねると「葉っぱ!」「お花かな?」と口々に答える子どもたち。そんな中、Kちゃんが「えっとね、パンジーの葉っぱ食べるんだよ!お兄ちゃんたちが言ってた!」と教えてくれました。なので、虫かごにパンジーの葉っぱをたくさん入れることに。

エサをたくさん入れて育てる準備が出来ました!らいおんGrの部屋に持って帰り、子どもたちが観察できるよう机の上に置きました。すると、幼虫がどうなるか気になる子どもたちは、机のそばから離れられなくなってしまいました🤣
幼虫を育て始めて4日ほどたった頃、幼虫に異変が、、、なんと、幼虫が動かなくなってしまったのです!(サナギになった)

それを見つけた子どもたちは「え!死んでるの?!」「うごかなくなっちゃったじゃん!!」と驚きの表情😳
子どもたちは動かなくなったことで、幼虫が死んでしまったと勘違いしていたので、担任が「これはサナギって言うんだよ!」と伝え、以前、読んだことがある『はらぺこあおむし』の絵本を見せると「死んでないんだ!良かった!」と安心した子どもたち。それからも、毎日のように観察していると、、、、Yくんが異変に気づきます。「なんか、蝶々みたいになってない?!」と、この声を聞いた子どもたちは、「見せて!見せて!」と大はしゃぎ🤣みんなでツマグロヒョウモンを観察しました!


その後「この蝶々、どうする?」と子どもたちに尋ねてみました。すると、Sくんが「可哀想だから、外に逃がしてあげよう!」と提案。それを聞いたお友だちも「そうしよう!」と、みんなで逃がしに行きました。逃がす場所は、幼虫を見つけたパンジーの花が咲いている場所!というこでパンジーの花の上に逃がしました。

2週間ほど部屋で育てていたためか、子どもたちはツマグロヒョウモンに愛着が湧いたのか逃がしたあとも気になって、遊ぶよりも観察!!遊びに行っても、「気になって戻ってきちゃった!」と、蝶々から離れられない子どもたち😊そんな子ども達の姿を見て、ほっこりした担任でした☺️


それから、パンジーに蝶々がとまっていると「この蝶々、育てたのじゃない?」と、友だちと話す子どもたち。今では、幼稚園に飛んでくる蝶々は子どもたちにとって、自分たちが育てた蝶々となっています😊

 

~お弁当作りの様子~

「どこにいれようかな~?」    「いっぱいいれよっ!!」

 

☆みんなのおいしい顔☆