白川幼稚園の実践ブログblog

夏の風物詩「花火」について  0歳児いちご組 髙濱

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 今回は夏ならではの風物詩である「花火」の製作についてお伝えしたいと思います。最近身近で花火が上がりましたが、ご覧になられましたか?先週子ども達に花火🎆の写真を見せて、「シュルシュル~ドカン❗と上がるよ」と話しました。🤭すると真似して、小さな手を合わせては上に向け、ドカンと広げるしぐさの子どももいました。
 「花火」はスクラッチアート(削り絵)で行いました。スクラッチアートとは、下地にカラフルな色のクレヨンで塗り、上から黒いクレヨンで塗りつぶして、細い棒で引っかいて模様がでてくるお絵描きの手法の一つです。🤭
もちろん月齢の低いいちご組さん。なぐり描きはできますが塗りつぶすことはまだできません。下色をつけて黒く塗りつぶして準備万端❗削る棒も割り箸で先を少しだけ出してビニールテープで巻きました。
 一対一で行いました。目の前の黒く塗りつぶした紙が気になるようで、手で触る子どももいました。まず削り棒を握ることから始めました。筆圧が弱い子ども達。保育者が手を添えて一緒に削りながら、「綺麗な色だね」と言うと、にっこり🤭自分でぐりぐりする子どもやトントンと棒でつついて楽しむ姿もありました。下から赤や桃色、黄色、青色等の線が出てきて綺麗な花火の模様になりました。そのうち、指で引っかく姿もあり、爪の中が真っ黒に。急いで手洗いに連れていきました。

 

手で握り締め、動かして、目で見て視覚的に楽しむことができ、五感に感じてくれたと思います。これからもたくさん体験して、発想力、想像力に繋がるよう働きかけていきたいと思います。

 

 追記
 今回の製作では、思わぬハプニングがありました。子ども達の作品をラミネートした時のことです。出てきた作品を見て、一瞬えーっ😱と頭が真っ白になりました。なんと模様が消えて真っ黒になっていました。どうして?と思いましたが、すぐに納得❗そうだった クレヨンは熱に弱く溶けるということに気づきました。子ども達にはもう一度体験してもらうことに。2回目とあって、さすがにスムーズに取り組んでいた子ども達でした。せっかくの作品を駄目にしてごめんね🙇‍♀️💦💦そしてありがとう😭✨

完成した作品はいちご組の、天井に吊るしています。お時間のある時にでも見ていただくとありがたいです。