白川の里の実践ブログblog

「祖母の話と、今思うこと」

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「手のひらいっぱいの花びら」の写真

私の祖母は、私が小学生の頃に倒れて以降、ずっと病院や介護サービスにお世話になってきました。

母が在宅で介護をしていた時期は、母の負担を減らすため、祖母から呼び出しがあれば私が家に行くこともありましたし、祖母が入院してからは毎週会いに行っていました。

祖母にとって病院生活は、あまり楽しく過ごせていなかったように感じた為、少しでも気分転換できるようにと、ネイルケアをしたりミサンガを作ってプレゼントしたりしていました。それを喜んでくれるのが私の楽しみでもありました。

このような経験がきっかけとなり、私も誰かの役に立ちたいと思い、現在白川の里で事務職として働かせて頂いています。

入職してから、少しずつですが介護保険や制度の仕組みを知ることが増え、祖母を介護していた時にこのことを知っていたら、祖母はもっと楽しく過ごせていたのかな?と、思ったりすることもありますが、その分白川の里で過ごされている方に楽しく過ごして頂けるようよう努めたいと思っています。

最近はありがたいことに、ご入居者やご家族に名前を覚えて頂き、会話することが増えてきました。私は直接介護に携わることはありませんが、ご入居者が安心して楽しく毎日を過ごして頂けるよう、今まで以上にお声かけをしていきたいと思います。

 

                                                                                                                事務課 堤