白川の里の実践ブログblog

祖父が繋いだ縁

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 私は、祖父に1回しか会ったことがありません。生きているうちに会う事はなく、亡くなった時に初めて顔を見ました。祖母から「祖父には相当苦労をかけられた」と話しを聞いていたため、祖父に対してあまり良いイメージを持っていませんでしたが、施設で祖父がどんな生活をしていたのかを職員の方が整理していた物を見て、幸せに過ごしていたのだなと感じました。

 祖父は家族が誰も側におらず、生きている間は寂しい思いをした時もあったかもしれません。でも、最期は子どもたちや孫が大勢来て、幸せだったのではないかと思います。私も、祖父に会う事ができたり、普段は滅多に会う事のない親戚に会い、一人の人を通して誰かと繋がるというのは不思議なものだと思い、私もこの仕事を通して誰かと誰かを繋ぐ橋渡しのような存在になれたらいいなと思いました。

西館2丁目 古野