私には、18年続いている日課があります。1ヶ月に1回のペースで吉無田高原の水源まで水を汲みに出かけることです。
蛇口をひねるとすぐ使えますが、お茶用とご飯を炊くためのこだわりで、カルキのない水が必要です。安全な水、おいしい水です。
報道番組をみると、横浜の水道管の老朽化による取替えは200億円の費用と80~90年かかるといいます。熊本の水道管もいつか同じように老朽化するときが来るのでしょう。
熊本地震を思い出すと、食事、入浴、排泄と一番必要だったのは水でした。
我が家も床下に保管していた水があったからこそ、おにぎりを準備することができました。
「自宅で入浴できない方は、施設でシャワー利用していいですよ」と声をかけてもらいどんなに嬉しかった事か・・・
施設では、毎日の入浴、排泄介助、食事の準備と多量の水が必要です。
また、これからの時期流行するインフルエンザや感染性胃腸炎を媒介させない為には、1ケア1手洗い、水が必要です。「ありがとう」の気持ちで出来るところで節水に心がけたいと思います。
北館医務 木村千津子