白川の里に入職して、もうすぐ1年が過ぎようとしています。
1年を振り返ってみると、嬉しかったことや悩んだこと等いろんなことがあり、あっという間でした。
私は一年前、念願だった介護福祉士の資格を取り、最初は先輩職員に質問して情報収集しながら、
入居者様とのコミュニケーションについての情報を得る事だけに集中していました。
しかし先輩職員から、「人に聞いた事だけが情報じゃない」、「入居者様の1日の動きを何度も見て、自分の五感できちんとした情報を得る事が大切なんだよ」と教えて頂きました。
私は、先輩職員に聞くだけで、自分から行動に移せていなかったと思います。
その為、入居者様の日課とされていることを知らずに、自分本位でケアをしそうになったり、
またリスクを考えずに行動しようとしたりで、その都度先輩職員に教えて頂きました。
それから時間が経ち、入居者様との信頼関係も少しずつ築く事ができるようになり、
普段見られない入居者様の表情や言葉を拝見することができるようになってきました。
今では名前を覚えて頂いたり、挨拶をして下さったりと、日々沢山の嬉しい場面に出合わせて
頂いています。このように入居者様と信頼関係が出来たのは、先輩職員の教えを頂いたからです。
私のユニットにも新しい職員が入ってきました。先輩職員に頂いた教えを、次は自分が伝えられる
ようにしていきたいと思います。
先輩職員に感謝し、もっと知識を増やし経験を重ね、入居者様に寄り添える介護福祉士を目指していきたいと思います。
東館2丁目 介護職 西 美都