白川の里の実践ブログblog

井戸端会議

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 毎日暑い日が続いています。梅雨入りはまだのようですがジメジメとしていますね。

 

 先日、久しぶりに母と妹、娘達としじみとりに行って来ました。毎年のように行っていたのですが、ここ数年行く事が出来ませんでした。今回はちょうど皆の休みが重なり行く事が出来ました。

 

当日。入水出来る時間より少し早めに着き、久しぶりに見たその場所を眺めながら、

待ち時間を過ごしていました。

 ふと見ると、母が年配の女性と話していました。祖母の家からも近い場所だったので、

近所の人かな?知り合いかな?と思っていました。後で母に「誰だったの?」と聞いてみると「知らない人」と。初対面なのにあんなに楽しそうに話せる人なんだと思いました。             

 内容は、今日は何時にここに来たのか等、なんでもない話しをしたようでした。

 

 そんな事を聞きながらふと思いました。

“井戸端会議”

小さい時はよく耳にしていた言葉です。最近はないかなぁ。ご入居者の皆さまは井戸端会ってされるんだろうか?と少し疑問に思いました。 

 私と母はよく色んな人と知り合い、また友人になります。きっかけはバス停でよく一緒になる人、お客様等様々です。見たことのある人、どこかで会った人、話すきっかけも様々です。

 

ご入居者の皆様にもそんなきっかけやタイミングがあれば、ご友人を作るのも可能なのかな?となんとなく考えてしまう1日となりました。

とても近い所で入居者様と接していますが、「ご友人」とは違う私たちは、けれど気軽に話せる「井戸端会議」が出来る存在を作るきっかけはお手伝いできるかもしれないなぁと思いました。

 

これからも何がその方の楽しみになるのか、幸せに繋がるのか、色んな事を考えながらケアを行って行きたいと思います。

 

東館2丁目 介護職 上田 智子